セビリア王宮
塞维利亚王宫 · スペイン・セビリア(旧市街)
公式サイトはヨーロッパで現在も使われている最古の王宮と紹介しています。中心はペドロ1世のムデハル様式の宮殿で、乙女の中庭の細長い池と幾重にも続く庭園が特に印象的です。
出かける前に · Know before you go
- 未公開の区域に立ち入ること(上階は王室の居所)
- 漆喰の彫刻、タイル、木造の装飾に触れること
- 庭園のクジャクに餌を与えたり追いかけたりすること
この記事は「未確認」です。料金・営業時間・日程は公式の発表をご確認ください。
物語と人物
物語と人物
伝説
乙女の貢ぎ物の伝説
ムーア人の支配者がキリスト教の王国に毎年百人の乙女を貢ぎ物として求め、乙女の中庭の名はそこから来たと伝えられています。この話は作り話と考えられており、史実として扱うことはできません。
史実
埋められ、よみがえった庭園
乙女の中庭の池と一段低い庭園は 1356 年から 1366 年の間に造られ、1581 年から 1584 年に埋め立てられて舗装されました。2002 年から 2005 年の発掘調査で再び姿を現し、中庭は池の両側に庭園が広がる現在の姿に戻りました。
史実
今も使われる王宮
王宮の上階は、今もスペイン王室がセビリアを訪れる際に使われています。公式サイトはこれを踏まえ、ヨーロッパで現在も使われている最古の王宮と紹介しています。
文化
文化と習慣
文化的な背景
セビリア王宮(Real Alcázar de Sevilla)は、スペイン・アンダルシア州セビリア旧市街にあり、セビリア大聖堂に隣接しています。両者は隣り合い、ともに世界遺産に登録されていますが、同じ建物ではありません。王宮は王室の宮殿で、大聖堂はゴシック様式の司教座聖堂です。 ペドロ1世が建てたムデハル様式の宮殿が王宮の中心で、ファサードのラテン語銘文には 1364 年、使節の間のアラビア語銘文には 1366 年の年号が記されています。乙女の中庭の中央には中庭の端から端まで延びる長方形の池があり、その両側には一段低い庭園があります。使節の間は 1427 年に再建されたドームに覆われています。獅子の門が現在の正面入口で、庭園にはメルクリウスの池、グロテスクの回廊、多くの噴水があります。アルフォンソ10世のゴシック様式の宮殿は一部の部屋だけが残っています。上階は今もスペイン王室がセビリアを訪れる際に使われています。 もとはイスラム時代の城塞で、10 世紀のウマイヤ朝期に築かれ、アッバード朝とムワッヒド朝が相次いで拡張しました。1248 年にカスティーリャがセビリアを征服した後に段階的に改築され、ムデハル、ゴシック、ルネサンスの諸様式が重なり合いました。1987 年には隣接するセビリア大聖堂、インディアス古文書館とともに世界遺産に登録され、現在はスペインの国有財産管理機関パトリモニオ・ナシオナルが管理しています。
地元の習慣
獅子の門から入り、まずモンテリアの中庭とペドロ宮のファサードを見て、続いて乙女の中庭、使節の間、庭園を順に巡ります。庭園を散策する際は、メルクリウスの池とグロテスクの回廊の上の遊歩道に注目します。映像作品が好きな方には、『ゲーム・オブ・スローンズ』第 5 シーズンの一部が王宮で撮影されたことも知っておくと楽しめます。
マナーとタブー
マナーとタブー
してはいけないこと DON'T
- 未公開の区域に立ち入ること(上階は王室の居所)
- 漆喰の彫刻、タイル、木造の装飾に触れること
- 庭園のクジャクに餌を与えたり追いかけたりすること
地元の人に喜ばれること DO
- 室内では小声で話すこと
- クジャクは離れて眺めること
- 写真撮影と三脚の使用は現場の掲示に従うこと
旅の計画
実用情報
旅のヒント
- 人気の観光地ですので、公式サイトで時間指定チケットを事前に予約することをおすすめします。宮殿と庭園は半日かけてゆっくり巡るのがよいでしょう。夏のセビリアは暑いため、水と日よけをご用意ください。チケットの種類と開館時間は冬季と夏季で異なりますので、公式サイトをご確認ください。王宮はセビリア旧市街の中心にあり、大聖堂一帯から徒歩で行けます。市内バスと路面電車で近くの停留所まで行き、そこから歩いて旧市街に入ります。
- 春と秋が最適で、庭園に花が咲き、気候も穏やかです。夏は酷暑ですので、庭園は午前中か夕方に巡るのがよいでしょう。冬は穏やかで、訪問者は比較的少なめです。


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