
Hokkaido · 動物園/親子向け科学教育
旭山動物園
「行動展示」で知られる日本最北の動物園。動物が本能のままに行動し、人は静かな観察者に徹する。
所在地
Asahikawa, Hokkaido
伝説と物語
神話や伝説はない。広く語り継がれているのは「閉園寸前だった動物園がペンギンの散歩で復活した」逆転の物語で、これは伝説ではなく実話である。
歴史と背景
1967年開園。1990年代には入園者数が底を打ち、閉園の危機に瀕した。園長の小菅正夫が「行動展示」への改革を推進し、アザラシ館の円柱水槽ではアザラシが上下に泳ぎ抜け、ホッキョクグマ館では飛び込んで餌を捕る姿が見られるようになった。2004年前後には年間入園者数が一時、上野動物園を上回った。冬季の「ペンギンの散歩」(ペンギンの散歩)は、ペンギンの運動不足対策として始まり、毎日決まった時間に雪の道を列をなして歩く。
土地の暮らし
旭山の気質は「抑制のきいた人工と、放たれた本能」にある。展示の説明板の多くは飼育員の手描きで、個体の名前、性格、その日の状態が書かれ、まるでご近所の掲示板のようだ。旭川は北海道の内陸にあり、冬はマイナス20℃に達することもあって、動物は雪の中のほうがむしろ活発で、これは内陸の厳しい盆地気候と直結している。地元の家族にとって冬に旭山を訪れるのは季節の儀式であり、園内の温かい飲み物や休憩室の文化も、極寒での観覧のために生まれたものだ。
風習
ペンギンの散歩の際は、全員が警戒線の後ろにしゃがむか立って見守り、フラッシュを使わず、手を伸ばさないことが、観光客の暗黙のルールになっている。
信仰
特定の宗教との関わりはない。主な文化的属性は自然教育と動物倫理の実践である。
土地の作法
フラッシュ撮影とドローンの使用は厳禁。ガラスを叩かないこと、持ち込みの食べ物を与えないこと。散歩のルートに侵入したりペンギンを追いかけたりすると制止され、イベント自体が中止になることもある。
訪問のヒント
ベストは12月下旬から3月の積雪期(ペンギンの散歩は通常この季節に、1日2回程度行われる。公式サイトの日程を確認)。開園と同時に入って人気の館へ直行するのがよく、午後が最も混む。旭川駅からは直通バスで約40分。
近くで味わう
旭川ラーメン(醤油スープに豚骨と魚介のダブルスープ、細い縮れ麺が濃いスープによく絡む);ジンギスカン;新子焼き(若鶏の半身焼きで旭川の名物);旭川駅周辺の塩ホルモン焼き(塩ホルモン)
旭川ラーメン村(名店が集まるエリア)、旭川駅前の商業エリア、平和通買物公園沿い
ラーメン店は食券を先に買う方式が多い。ジンギスカンは専用の凸型鉄鍋を使い、野菜を周りに並べて肉汁を吸わせるのが地元の食べ方
ラーメン900~1,300円(約42~61人民元、相場の目安);ジンギスカンのセット2,000~3,000円(約95~141人民元、相場の目安)
ラーメン村は動物園からの帰り道にあり、同日に組み合わせられる。冬はバスが雪で遅れやすいため、帰りの時間に余裕を持つこと。
資料の手がかり: 旭山動物園公式サイト、旭川市公式観光情報、JNTOの旭川紹介。
写真の出典 · 欅 (Keyaki) · CC BY-SA 3.0
