カルカソンヌ城塞

カルカソンヌ城塞

卡尔卡松城堡 · フランス・カルカソンヌ

写真:Chris Mitchell · CC BY-SA 4.0

全長約3キロメートルの二重の城壁と52基の塔に囲まれた丘の上の要塞です。ナルボンヌ門、伯爵城、サン・ナゼール・バシリカが中心的な見どころで、城壁の遊歩道と石畳の小路から中世要塞の迫力を存分に感じられます。

出かける前に · Know before you go

  • 手すりや胸壁を乗り越えること
  • 個人の中庭や住居の窓を撮影すること

この記事は「未確認」です。料金・営業時間・日程は公式の発表をご確認ください。

物語と人物

物語と人物

史実

取り壊しを免れた城壁

1849年、フランス政府はカルカソンヌの城壁を取り壊すことを決めましたが、地元の人々は強く反対しました。考古学者ジャン=ピエール・クロ=メラヴィエイユと作家プロスペル・メリメが保存運動を率い、政府は決定を撤回して、1853年に修復工事が始まりました。

出典:ウィキペディア:カルカソンヌ城塞

伝説

鐘を鳴らしたカルカス夫人

伝説によると、カール大帝の軍は5年にわたって町を包囲しました。食料が尽きかけたとき、町を守るカルカス夫人は最後の小麦一袋を豚に食べさせ、その豚を一番高い塔から城壁の下へ投げ落としました。小麦で豚を養えるほど食料が余っていると思い込んだカール大帝は、包囲を解きました。カルカス夫人が町じゅうの鐘を鳴らさせると、カール大帝の兵士の一人が「カルカスが鐘を鳴らしている!」(Carcas sonne!)と叫び、これが町の名の由来になったと言われています。

出典:ウィキペディア:カルカソンヌ城塞

文化

文化と習慣

文化的な背景

カルカソンヌ城塞は、フランス・オード県カルカソンヌ市のオード川右岸の丘に建つ、中世の城塞都市です。全長約3キロメートルの二重の城壁には52基の塔が並んでいます。12世紀初めに建てられた伯爵城は歴代カルカソンヌ子爵の居城で、サン・ナゼール・バシリカは1096年に建設が始まりました。 この地はもともとガリア人の集落で、3世紀にローマ人が城塞都市に改め、5~6世紀には西ゴート人が城壁を築き直しました。1209年にアルビジョワ十字軍が町を包囲したのち、城塞は何度も争奪され、1226年からフランス王領となりました。その後ローマ時代の城壁の外側にもう一重の城壁が築かれ、フランスとアラゴン王国の間の国境要塞となりました。1659年のピレネー条約の後、城塞は軍事的な意味を失いました。 1853年からは建築家ヴィオレ・ル・デュクが修復を指揮しました。彼の修復は存命中から、地元の気候や伝統に合わないと批判されていました。たとえば塔の屋根に、地元の素焼き瓦ではなく北フランス風のスレートを用いたことです。1997年、カルカソンヌ城塞は世界遺産に登録されました。

地元の習慣

ナルボンヌ門から城内に入り、城壁の遊歩道を少し歩いて下町とオード川を見下ろしてみてください。伯爵城を見学して城壁に上り、夕方にはライトアップされた城壁のシルエットをお楽しみいただけます。

マナーとタブー

マナーとタブー

してはいけないこと DON'T

  • 手すりや胸壁を乗り越えること
  • 個人の中庭や住居の窓を撮影すること

地元の人に喜ばれること DO

  • 城壁と塔の上では足元に注意すること
  • 教会内では静かにすること
  • 撮影時は住民のプライバシーに配慮すること

旅の計画

実用情報

旅のヒント

  • 城内の石畳はでこぼこしているため、ヒールのない靴をおすすめします。夏は日差しが強いので、水と日よけをご用意ください。伯爵城など有料施設の入場料は公式発表をご確認ください。鉄道でカルカソンヌ駅まで行き、バスに乗り換えるか徒歩で丘を登って城内へ入ります。車の場合は城外の駐車場に停めて歩いて入ってください。城内は車での通り抜けに向いていません。
  • 春と秋は城壁の散策に最も適しています。夏は中世をテーマにした催しや夜のイベントがありますが、観光客も最も多くなります。冬は静かで、建築の細部をゆっくりご覧いただけます。

写真

写真

出典と確認についての説明

ウィキペディア:カルカソンヌ城塞