ミラベル宮殿
米拉贝尔宫 · オーストリア・ザルツブルク
ザルツァッハ川のほとりに建つバロック様式の宮殿と庭園で、ヨーロッパで最も美しいバロック庭園のひとつとされています。幾何学模様の花壇の向こうにホーエンザルツブルク城塞を望み、『サウンド・オブ・ミュージック』の「ドレミの歌」の場面がいくつもここで撮影されました。
出かける前に · Know before you go
- 市の執務区域への立ち入り
- 花を摘むことや彫像に登ること
この記事は「未確認」です。料金・営業時間・日程は公式の発表をご確認ください。
物語と人物
物語と人物
史実
ザロメ・アルトのための宮殿
大司教ヴォルフ・ディートリヒ・フォン・ライテナウは1606年ごろ、愛人ザロメ・アルトのためにこの宮殿を建てました。ザロメは彼との間に15人の子をもうけたと伝えられます。1612年にライテナウが失脚すると、後継者マルクス・ジッティクスはザロメ一家を追い出して宮殿を改名し、前任者の痕跡を消そうとしたといわれます。
史実
1818年の大火
1818年のザルツブルク大火はミラベル宮殿にも及び、その後、宮殿は現在の新古典主義の姿に修復されました。大理石の間と宮殿の大理石の階段は焼失を免れたと伝えられます。1866年には宮殿が近くのカプツィナーベルクとともに5万フローリンで市に売却されたといわれます。
史実
大理石の間のモーツァルト一家
少年モーツァルトと姉ナンネルはたびたび大理石の間で演奏し、父レオポルトもここで演奏したと伝えられます。現在もここはザルツブルク宮殿コンサートの会場です。
史実
ギリシャ王オットーの生誕地
1815年6月1日、のちのギリシャ王オットーがミラベル宮殿で生まれました。
文化
文化と習慣
文化的な背景
ミラベル宮殿(Schloss Mirabell)はザルツブルクのザルツァッハ川のほとり、中世の城壁の北側のミラベル広場周辺にあり、庭園はミラベル庭園(Mirabellgarten)と呼ばれます。この項目は宮殿と庭園のみを扱い、ザルツブルク旧市街は別の項目です。 庭園はヨーロッパで最も美しいバロック庭園のひとつとされ、大花壇(グラン・パルテール)の模様花壇、ペガサスの泉、生垣劇場、小人の庭園、オランジェリーがあり、南北の軸線の先にホーエンザルツブルク城塞を望めます。宮殿内の大理石の間はザルツブルク宮殿コンサートの会場で、会議や授賞式、結婚式にも使われています。宮殿には大理石の階段と天使の階段もあります。映画『サウンド・オブ・ミュージック』の複数の場面がここで撮影され、マリアと子どもたちがペガサスの泉の周りを踊りながら「ドレミの歌」を歌います。 宮殿は1606年ごろ、ザルツブルク大司教ヴォルフ・ディートリヒ・フォン・ライテナウが城壁の外に愛人ザロメ・アルトのために建てたもので、当初はアルテナウ宮殿と呼ばれました。1612年にライテナウが失脚してホーエンザルツブルク城塞に幽閉されると、後継者マルクス・ジッティクスはザロメ一家を追い出し、宮殿をミラベルと改名しました。名前はイタリア語の mirabile(驚くべき)と bella(美しい)に由来します。1721年から1727年にかけて、ヨハン・ルーカス・フォン・ヒルデブラントの設計で豪華なバロック様式に改築されました。現在の新古典主義の外観は、1818年の火災後の修復によるものです。1866年にザルツブルク市が宮殿を購入し、第二次世界大戦後は市長室と市の部局が置かれています。 庭園は1687年から、大司教ヨハン・エルンスト・フォン・トゥーンのもとでヨハン・ベルンハルト・フィッシャー・フォン・エルラッハの設計により造られました。園内には1730年の神話を題材にした彫像と、イタリアの彫刻家オッタヴィオ・モストが1690年から制作した4組の彫刻(アエネアス、ヘラクレス、パリス、プルート)があります。生垣劇場は1704年から1718年に設計され、オランジェリーは1725年に増設されました。庭園はフランツ・ヨーゼフ1世の時代に一般公開されました。
地元の習慣
庭園の南北の軸線に沿って歩き、ホーエンザルツブルク城塞を眺めます。ペガサスの泉や階段で『サウンド・オブ・ミュージック』の場面をたどります。行事のないときは大理石の間を見学できます。大理石の間で宮殿コンサートを聴くのもおすすめです。庭園は無料で、のんびり散歩や写真撮影を楽しめます。
マナーとタブー
マナーとタブー
してはいけないこと DON'T
- 市の執務区域への立ち入り
- 花を摘むことや彫像に登ること
地元の人に喜ばれること DO
- 花壇や彫像を大切にすること
- 撮影時は結婚式や演奏会の邪魔をしないこと
旅の計画
実用情報
旅のヒント
- 宮殿と庭園は無料で入れます。開館日と時間は季節や行事によって変わりますので、公式情報をご確認ください。大理石の間は行事の際は公開されません。生垣劇場と小人の庭園は冬季閉鎖です。宮殿と庭園はいずれもバリアフリーです。宮殿はザルツブルク市街にあり、徒歩でも公共交通でも行けます。具体的な路線は公式情報をご確認ください。宮殿と庭園は隣り合っていますので、あわせて見学できます。
- 一年中訪れることができ、花壇は春と夏が最も美しく、冬は庭園の一部が閉鎖されます。庭園は毎日開いており、門は夕暮れまで開いています。



