バース

バース

巴斯 · イギリス・バース

写真:Diliff · CC BY-SA 3.0

保存状態の良いローマ浴場と聖なる泉、そしてロイヤル・クレセントやサーカスなどのジョージアン建築が、この温泉古都の二つの顔をつくっています。

出かける前に · Know before you go

  • ローマ浴場の水に入ること(水中に病原体が存在するため)
  • ジョージアン住宅街の個人宅に無断で立ち入ること

この記事は「未確認」です。料金・営業時間・日程は公式の発表をご確認ください。

物語と人物

物語と人物

伝説

ブラダッド王と豚の群れ

モンマスのジェフリーは『ブリタニア列王史』の中で、ローマ以前のブリテン王ブラダッドがこの泉を発見し、浴場を建てたと記しています。18世紀初頭、このあまり知られていなかった伝説が大いに宣伝され、泉の温かい泥がブラダッドと豚の群れのハンセン病を治したという話も加えられました。これらはすべて伝説であり、史実ではありません。

出典:ウィキペディア:ローマ浴場(バース)

史実

スリスに捧げられた泉

考古学的な証拠から、主泉はローマ人が来る前からケルト人の信仰の場であった可能性があります。泉は女神スリスに捧げられ、ローマ人はこの女神をミネルヴァと同一視して、スリス・ミネルヴァと呼びました。

出典:ウィキペディア:ローマ浴場(バース)

史実

バースで戴冠したエドガー王

973年、イングランド王エドガーはバース・アビーで戴冠しました。この儀式は、その後のイングランドのすべての戴冠式の基礎となりました。

出典:ウィキペディア:バース

史実

神殿破風のゴルゴンの頭

ローマ神殿の破風の中央にはゴルゴンの頭が刻まれていますが、ゴルゴンは通常女性であるため、何を表しているのかについては議論があります。多くの学者は、ミネルヴァの象徴であるゴルゴンと、泉を守る土地の神の顔とを意図的に融合させたものと見ています。水の神、あるいは土地のケルトの太陽神とする解釈もあります。

出典:ウィキペディア:ローマ浴場(バース)

文化

文化と習慣

文化的な背景

バースはイングランドのサマセット州、エイヴォン川の谷にあり、ロンドンの西約156キロメートル、ブリストルの南東約18キロメートルに位置します。ローマ浴場には、聖なる泉、ローマ神殿、ローマ浴場の建物、アクアエ・スリスの出土品を収める博物館という四つの主な要素が残っています。所蔵品には、1727年に近くで発見された金メッキ青銅のスリス・ミネルヴァ女神の頭像、イギリスで知られる最大の集団奉納物である12000枚を超えるデナリウス銀貨、1979年から1980年にかけて聖なる泉で見つかった130枚の呪詛板があります。呪詛板の多くは、入浴中に衣服を盗まれたことに関するものです。市内のジョージアン建築の代表にはロイヤル・クレセント、サーカス、パンプ・ルーム、アセンブリー・ルームズがあり、バース・アビーも街のランドマークです。 神殿は西暦60年から70年、ローマン・ブリテンの最初の数十年に建てられ、その周りに小さなローマの町アクアエ・スリスが発展しました。浴場は公共の入浴のために造られ、5世紀にローマの支配が終わるまで使われました。『アングロ・サクソン年代記』によれば、もとのローマ浴場は1世紀後には廃墟となっていました。泉の周辺は中世の初期と後期に何度も再建され、現在の街路面より上の建物はすべて19世紀のものです。 温泉の水はメンディップ丘陵に降った雨が石灰岩の帯水層を通って2700メートルから4300メートルの深さまで染み込み、地熱で69度から96度に温められたもので、ペニークイック断層に沿って湧き上がります。湧出時の水温は46度、1日の湧出量は1170000リットルです。1982年には新しい温泉井戸が掘られ、パンプ・ルームで飲むための清潔で安全な温泉水が供給されています。 バース・アビーは7世紀に創建され、12世紀と16世紀に再建されました。17世紀に泉の効能がうたわれるようになり、ジョージアン時代にバースは温泉町となりました。ボー・ナッシュは1705年から1761年に亡くなるまで街の社交界を取り仕切り、ジェーン・オースティンは19世紀初頭にバースで暮らしました。1987年にバース市として世界遺産に登録され、2021年には国境を越える世界遺産「ヨーロッパの大温泉保養都市群」の一部として再び登録されました。

地元の習慣

ローマ浴場の見学ルートに沿って、大浴場、聖なる泉、神殿遺構、博物館を順に見学します。パンプ・ルームで温泉水を味わい、ロイヤル・クレセントとサーカスを外から眺め、バース・アビーを訪ね、エイヴォン川沿いを散歩します。ローマ浴場とパンプ・ルームには合わせて年間100万人を超える人が訪れるため、混雑する時間帯は行列を覚悟してください。

マナーとタブー

マナーとタブー

してはいけないこと DON'T

  • ローマ浴場の水に入ること(水中に病原体が存在するため)
  • ジョージアン住宅街の個人宅に無断で立ち入ること

地元の人に喜ばれること DO

  • 博物館内の撮影規定を守ること
  • ジョージアン住宅街は外からの撮影にとどめること
  • 混雑時は行列の時間を見込むこと

旅の計画

実用情報

旅のヒント

  • ローマ浴場とパンプ・ルームの見学方法と入場券は公式発表に従ってください。温泉水を飲める場所は浴場の見学とは別で、こちらも公式発表に従ってください。市街はコンパクトで徒歩で回れますが、混雑する時間帯は行列の時間を見込んでください。
  • ロンドンのパディントン駅からバース・スパ駅まで直通列車があり、ブリストル方面からはバスも鉄道も利用できます。便数は公式発表をご確認ください。一年中楽しめますが、温泉の雰囲気を味わうなら冬がよく、夏は観光客が多く、気候が穏やかな春と秋は散策に向いています。
出典と確認についての説明

ウィキペディア:ローマ浴場(バース)

ウィキペディア:バース