萩城下町

萩城下町

萩城下町 · 山口県・萩市(城下町)

写真:そらみみ · CC BY-SA 4.0

白壁や海鼠壁の土塀、塀越しにのぞく夏みかんがつくる江戸時代の城下町の町並みで、菊屋横町など三本の小路に昔の町割りが残っています。城下町の東にある松陰神社の境内には、多くの維新の人材を育てた松下村塾が保存されています。

出かける前に · Know before you go

  • 公開されていない住宅や庭に立ち入ること
  • 土塀、海鼠壁、建物の部材に触れること
  • 記念の場所で騒ぐこと

この記事は「未確認」です。料金・営業時間・日程は公式の発表をご確認ください。

物語と人物

物語と人物

史実

吉田松陰と松下村塾

松下村塾は、1842年に松陰の叔父玉木文之進が開いた八畳一間の私塾に始まります。1857年に塾を引き継いだ松陰は身分を問わず門人を受け入れ、塾生は約50人を数えました。1858年に松陰が再び投獄されると、塾は中断しました。高杉晋作と久坂玄瑞は「松下村塾の双璧」と称されました。

出典:ウィキペディア:松下村塾

史実

萩城の築城と破却

関ヶ原の戦いの後、毛利氏は周防・長門の2か国に減封され、1604年に指月山のふもとで萩城の築城を始め、1608年に落成させました。1874年には全国に先駆けて廃城令により天守や櫓が取り壊され、石垣と水堀だけが残りました。

出典:ウィキペディア:萩城

史実

土塀の夏みかん

明治維新後、堀内一帯の上級武家地は禄を失った士族を支える夏みかん畑に転用され、中下級の武家地でも多くの屋敷に夏みかんが植えられました。今、土塀越しにのぞく夏みかんは、その時代の名残です。

出典:ウィキペディア:萩城下町

文化

文化と習慣

文化的な背景

萩城下町は山口県萩市の南古萩町、呉服町、堀内一帯にあります。白壁、海鼠壁の土塀、塀越しにのぞく夏みかんが典型的な町並みをつくっています。菊屋横町、伊勢屋横町、江戸屋横町の三本の小路が通り、菊屋家住宅は江戸時代の大型の町家です。旧上級武家地の堀内地区には、道を直角に折り曲げた「鍵曲」が残っています。 毛利輝元は1604年に萩城の築城に着手し、1608年に落成しました。以後250年余りにわたり、長州藩(萩藩)の拠点となりました。1874年、廃城令により天守や櫓が取り壊されて石垣と水堀だけが残り、城跡は現在、指月公園になっています。本条は城下町の街区を扱い、城跡は別にご紹介します。城下町は1967年に国の史跡に指定され、堀内地区は1976年に全国で最初に選定された重要伝統的建造物群保存地区の一つとなりました。 2015年に「明治日本の産業革命遺産」が世界遺産に登録され、萩の構成資産は萩反射炉、恵美須ヶ鼻造船所跡、大板山たたら製鉄遺跡、萩城下町、松下村塾の5か所です。世界遺産の「萩城下町」は城跡、旧上級武家地、旧町人地の三つで構成されています。国の史跡としては、城跡と城下町は別々に指定されています。 松下村塾は、城下町から東へ約2.7キロメートル離れた松陰神社の境内にあります。1842年に玉木文之進が開いた私塾に始まり、1857年に吉田松陰が引き継ぎ、1892年ごろに閉じられました。校舎は8畳の講義室を中心とする小さな平屋です。松陰は1830年に萩城下の松本村で生まれ、1859年の安政の大獄でわずか29歳で処刑されました。自ら塾を主宰したのは1、2年にすぎませんが、門下からは高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文、山県有朋らが出ました。木戸孝允は塾生ではありませんが、明倫館で松陰に兵学を学んでいます。 萩焼は「一楽二萩三唐津」と言われるほど茶人に重んじられてきた茶陶です。地元の陶土で焼かれ、多孔質で、乳白色の釉と細かな貫入がよく見られます。使い込むうちに色合いが少しずつ変わり、これを「萩の七化け」と呼びます。

地元の習慣

菊屋横町、伊勢屋横町、江戸屋横町の三本の小路を歩き、菊屋家住宅、高杉晋作誕生地、木戸孝允旧宅を見学しましょう。城下町から東へ約2.7キロメートルの松陰神社では、松下村塾の小さな校舎を見学し、8畳の講義室の前で師弟が議論を交わした当時の様子に思いをはせてください。萩・明倫学舎(旧藩校明倫館の跡地にある1935年築の木造校舎)では、藩校と産業革命遺産の展示を見ることができます。萩焼の窯元や店にも立ち寄ってみてください。時間に余裕があれば、指月公園で城跡の石垣と水堀もご覧ください。

マナーとタブー

マナーとタブー

してはいけないこと DON'T

  • 公開されていない住宅や庭に立ち入ること
  • 土塀、海鼠壁、建物の部材に触れること
  • 記念の場所で騒ぐこと

地元の人に喜ばれること DO

  • 住宅地では静かに見学すること
  • 各施設での撮影は現場の表示に従うこと
  • 松陰神社と松下村塾では敬意を持って参観すること
  • 雨の日は石畳でゆっくり歩くこと

旅の計画

実用情報

旅のヒント

  • 街区の散策は無料で、各施設は別途有料です。詳細は公式発表をご確認ください。城下町は歩いて回るのに向いているので、歩きやすい靴でお出かけください。松下村塾は城下町から約2.7キロメートル離れているため、バスか自転車での移動が便利です。夏は日差しが強く、冬は日本海側の風が冷たいので、季節に合わせた準備をしてください。萩焼は割れやすいので、購入の際は梱包にご注意ください。
  • JR山陰本線で東萩駅へ行き、萩循環バスを利用します。西回りで「萩城城下町入口」付近へ、東回りで「松陰神社前」へ向かえます。自転車を借りることもできます。新山口駅からは萩行きの高速バスがあります。ダイヤは公式発表をご確認ください。春は指月公園一帯の桜が代表的な見どころで、秋の町並みも趣があります。冬は木に実る夏みかんが町並みの見どころです。雨の日は石畳が滑りやすくなります。

写真

写真

出典と確認についての説明

公式サイト:松陰神社

せとうち公式観光サイト:萩城下町

ウィキペディア:萩城

ウィキペディア:松下村塾

ウィキペディア:萩城下町