
カルロヴィ・ヴァリ
卡罗维发利 · チェコ・カルロヴィ・ヴァリ
渓谷沿いに5つの温泉回廊が並び、専用の温泉カップで温度や成分の異なる源泉を歩きながら飲み比べることができます。最も熱いヴジードロ温泉は約73度で湧き出し、高さ約12メートルまで噴き上がります。
出かける前に · Know before you go
- 温泉水を一度に大量に飲むこと(ミネラル分が多く、飲み過ぎると下剤のような作用があります)
- 回廊で大声で話すこと
- 温泉水を医師の指示の代わりにすること
この記事は「未確認」です。料金・営業時間・日程は公式の発表をご確認ください。
物語と人物
物語と人物
伝説
猟犬が見つけた温泉
14世紀、カール4世が近くの森で狩りをしていたとき、猟犬が湯気の立つ泉を偶然見つけたと伝えられています。泉の湯が皇帝の傷ついた脚を癒やしたという別の説もあります。皇帝は泉のそばに温泉を開き、この地は皇帝の名にちなんで呼ばれるようになりました。市場コロネードのレリーフには、猟犬が温泉を見つける場面が描かれています。
史実
ベートーヴェンの湯治
ベートーヴェンは2度カルロヴィ・ヴァリを訪れて療養し、1812年にはグランドホテル・プップで演奏会を開きました。このホテルの歴史は18世紀初頭にさかのぼり、今も町を代表する老舗ホテルの一つです。
文化
文化と習慣
文化的な背景
カルロヴィ・ヴァリはチェコ西部ボヘミア地方にあり、テプラー川がオフジェ川に合流する地点、プラハの西100キロメートル余りに位置します。5つの温泉回廊はそれぞれ様式が異なります。最大のミル・コロネードはヨゼフ・ジーテクの設計で1871年から1881年にかけて建てられ、ヴジードロ・コロネードは国内で最も熱い約73度の源泉を覆い、湯は約12メートルまで噴き上がります。このほか公園コロネード、市場コロネード、城コロネードがあります。パステルカラーの温泉建築、温泉ウエハース、1807年からこの町で造られているハーブリキュールのベヘロフカも町の名物です。 町は14世紀半ば頃に築かれ、町の名前は「カールの温泉」を意味し、ボヘミア王で神聖ローマ皇帝のカール4世にちなみます。1711年にはピョートル大帝が訪れ、ゲーテはここで地質を研究し、ベートーヴェンも療養に訪れました。19世紀には鉄道の開通とともにヨーロッパ有数の温泉保養地へと発展し、現在見られる回廊や豪華なホテルの多くは19世紀後半から20世紀初頭に建てられたものです。2021年、カルロヴィ・ヴァリは「ヨーロッパの大温泉保養都市群」の一つとして世界遺産に登録されました。
地元の習慣
渓谷沿いに回廊を一つずつ巡り、温泉カップで温度や成分の異なる湯を飲み比べてみてください。ケーブルカーで山に上がり、ダイアナ展望塔から渓谷と色とりどりの屋根を見渡すこともできます。モーゼル社のガラス工房や旧市街の商店を巡り、焼きたての温泉ウエハースもぜひお試しください。
マナーとタブー
マナーとタブー
してはいけないこと DON'T
- 温泉水を一度に大量に飲むこと(ミネラル分が多く、飲み過ぎると下剤のような作用があります)
- 回廊で大声で話すこと
- 温泉水を医師の指示の代わりにすること
地元の人に喜ばれること DO
- 平たい飲み口の付いた温泉カップで少しずつ飲むこと
- 温度の低い源泉から試すこと
- 回廊や保養エリアでは静かに過ごすこと
- 保養ホテルやスパ施設の服装・予約の規定を守ること
旅の計画
実用情報
旅のヒント
- 源泉は温かく、塩気があり、ミネラル分を多く含みます。飲む量や飲み方は現地の公式案内に従い、胃腸が弱い方や治療中の方はまず医師にご相談ください。源泉の湯は無料で汲めます。温泉カップは回廊近くの店で買えますが、普通のコップでもかまいません。保養プログラムや宿泊については、事前に公式情報をご確認ください。
- プラハからは長距離バスで2時間余り、列車は山間を縫う路線のため3時間以上かかり、車なら2時間足らずです。町内は渓谷沿いを歩くだけで主な回廊を巡ることができ、ダイアナ展望塔へはケーブルカーまたは森の遊歩道で上がれます。一年を通して訪れることができ、温泉保養は季節を問いません。春から夏は渓谷の緑が美しく散策に最適で、冬の雪景色の温泉町も風情があり、クリスマス前後は催しも多くなります。
写真
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Mattsjc · CC BY 4.0

Txllxt TxllxT · CC BY-SA 4.0



