トレド

トレド

托莱多 · スペイン・トレド

写真:Diliff · CC BY-SA 3.0

タホ川の湾曲に抱かれた丘の町で、スペイン首座大司教座聖堂、アルカサル、シナゴーグ、エル・グレコの名作が一つの旧市街に集まっています。中世にはヨーロッパの翻訳の中心でした。

出かける前に · Know before you go

  • ミサや儀式の最中に騒ぐことや撮影すること

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物語と人物

物語と人物

史実

トレドの翻訳者たち

中世のトレドでは、ムスリムとユダヤ人の学者がアラビア語やヘブライ語の書物をカスティーリャ語に訳し、それをカスティーリャの学者がさらにラテン語に訳しました。こうして哲学、医学、天文学の著作がヨーロッパの学界に入り、古代ギリシャとアラビアの学問がヨーロッパへ戻ってきました。

出典:ウィキペディア:トレド

史実

エル・グレコの第二の故郷

画家エル・グレコは、人生の後半をトレドで過ごしました。代表作『オルガス伯の埋葬』は、今も旧市街のサント・トメ教会に飾られています。

出典:ウィキペディア:トレド

文化

文化と習慣

文化的な背景

トレド(Toledo)は「帝国の都」(La ciudad Imperial)の別名を持ち、「三つの文化の町」(Ciudad de las Tres Culturas)とも呼ばれます。スペイン・カスティーリャ=ラ・マンチャ州トレド県の県都で、旧市街はタホ川北岸の湾曲部にあります。 ゴシック様式の大聖堂はスペインの首座大司教座聖堂です。丘の上のアルカサルからはタホ川の湾曲を見下ろせます。サンタ・マリア・ラ・ブランカのシナゴーグとトランシトのシナゴーグはユダヤ人の歴史を伝え、サント・トメ教会にはエル・グレコの名作『オルガス伯の埋葬』があります。ビサグラ門、アルカンタラ橋、サン・マルティン橋はいずれも旧市街のランドマークです。刀剣の鍛造は地元の伝統工芸で、現在は主に土産物として作られています。 トレドの起源はカルペタニ人の集落で、ローマ時代には Toletum と呼ばれ、のちに西ゴート王国の首都となりました。イスラム時代には Tulaytulah と呼ばれ、11 世紀初めにトレド王国(ターイファ)の中心となりました。1085 年にアルフォンソ6世がこの町を攻略しました。カール5世(カルロス1世)の宮廷が置かれましたが、1561 年に宮廷はマドリードへ移りました。中世のトレドはヨーロッパの翻訳の中心でした。1986 年に「古都トレド」として世界遺産に登録されました。「三つの文化の町」という呼び名は慎重に受け止める必要があります。キリスト教徒、ムスリム、ユダヤ人の文化がここで交わったのは確かですが、共存は常に平和だったわけではなく、この呼び名は宗教的抑圧を含む複雑な歴史を美化しているという批判もあります。

地元の習慣

まず川の対岸の展望台から旧市街の全景とタホ川の湾曲を眺め、次にビサグラ門から歩いて町に入ってください。大聖堂、サント・トメ教会、二つのシナゴーグを順に見学します。刀剣工房や工芸品店を巡る時間も取り、アルカサル周辺に上って川の湾曲に沈む夕日を眺めるのがおすすめです。

マナーとタブー

マナーとタブー

してはいけないこと DON'T

ミサや儀式の最中に騒ぐことや撮影すること

地元の人に喜ばれること DO

  • 堂内では静かにし、きちんとした服装をすること
  • 歩きやすく滑りにくい靴
  • 雨の日は足元に注意すること

旅の計画

実用情報

旅のヒント

  • 旧市街の主な見どころは徒歩で回れます。日帰りでは駆け足の見学になりますが、一泊すればゆっくり巡れます。マドリードから列車やバスで日帰り往復ができ、到着後は徒歩で旧市街を巡ります。車の場合は城壁外の駐車場に停めて歩いて入るのがおすすめです。各見どころの開館時間と共通券については、現地と公式サイトでご確認ください。
  • 春と秋が最適で、気候が穏やかで写真に向いた光が得られます。夏のタホ川の谷は暑くなりますので、朝夕に行動するのがおすすめです。冬は寒く乾燥していますが、訪問者は少なくなります。
出典と確認についての説明

ウィキペディア:トレド

公式サイト:トレド市