
三十三間堂
三十三间堂 · 京都府・京都市(東山区)
長さ約120メートルの本堂に千体を超える千手観音像が並び、二十八部衆像や風神・雷神像とともに圧倒的な仏像群をなしています。
出かける前に · Know before you go
- 堂内で写真や動画を撮ること
- 指定区域の外を裸足で歩くこと
- 仏像や手すりに触れること
この記事は「未確認」です。料金・営業時間・日程は公式の発表をご確認ください。
物語と人物
物語と人物
史実
通し矢
江戸時代、射手たちは本堂西側の軒下で遠矢を競い、これを「通し矢」と呼びました。1606年に浅岡平兵衛が51本を連続で射通したのが始まりとする説があり、約255年にわたって続きました。現在は毎年1月中旬の「大的大会」となり、約60メートル先の的を射るほか、同じ日に楊枝のお加持が行われます。
伝説
宮本武蔵の決闘
1604年の宮本武蔵と吉岡伝七郎の決闘は、三十三間堂のすぐ外で行われたと伝えられています。広く知られた話ですが、確証はありません。
文化
文化と習慣
文化的な背景
三十三間堂は正式名を蓮華王院本堂といい、京都市東山区、京都国立博物館の南側にあります。本堂は長さ約120メートルで日本最長級の木造建築の一つであり、柱間が33あることが堂名の由来です。堂内中央には高さ約3.3メートルの千手観音坐像(国宝、鎌倉時代の仏師運慶の子・湛慶の作)が安置され、左右に各500体、計1000体の等身大の千手観音立像が10段50列に並びます。本尊の背後の1体を加えると1001体になります。前に並ぶ二十八部衆像と風神・雷神像も国宝で、表情はそれぞれ異なります。 1164年、平清盛が後白河上皇の命を受けて法住寺殿内に創建しました。1249年に火災で焼失し、現在の本堂は1266年に再建されたものです。立像のうち124体は火災を免れた平安時代の作で、残る876体は鎌倉時代に慶派、円派、院派の仏師によって造られました。本堂と堂内の仏像群はいずれも国宝で、寺は天台宗に属し、妙法院が管理しています。
地元の習慣
靴を脱いで堂内の廊下を北から南へゆっくり進み、まず中央の千手観音坐像を拝し、次に一列ずつ立像の顔立ちや二十八部衆像の表情の違いに目を向けてみてください。堂を出たら池泉回遊式庭園と朱塗りの建物を眺めながら散策します。1月中旬には通し矢の行事にあわせて訪れることもできますが、当日は非常に混雑しますので、日程は公式発表でご確認ください。
マナーとタブー
マナーとタブー
してはいけないこと DON'T
- 堂内で写真や動画を撮ること
- 指定区域の外を裸足で歩くこと
- 仏像や手すりに触れること
- 仏像の前に長く立ち止まって通路をふさぐこと
地元の人に喜ばれること DO
- 入堂前にカメラと携帯電話をしまうこと
- 現地の指示に従って靴を脱ぎ、スリッパか靴下で歩くこと
- 堂内では静かにすること
- 参拝は合掌で十分で、線香や供え物は現地の指示に従うこと
旅の計画
実用情報
旅のヒント
- 堂内の拝観には約40分から1時間、庭園には別途時間を見込んでください。本堂は一方通行ですので、荷物が多い方は先に預けるか身軽にしてお出かけください。拝観料と拝観時間(夏と冬で異なります)は公式サイトでご確認ください。
- 京都駅から市バスで「博物館三十三間堂前」停留所下車すぐです。京阪線七条駅から徒歩約10分、京都駅から徒歩約20分でも行けます。春の庭園の桜、秋の紅葉が一般的な見どころです。1月中旬には通し矢と楊枝のお加持が年中行事として行われますので、具体的な日程は公式発表でご確認ください。



