
瀋陽故宮
沈阳故宫 · 中国・遼寧省瀋陽市瀋河区
北京の故宮を除けば中国に現存するもう一つの比較的完全な清代宮殿建築群で、清の入関前は盛京の皇宮、入関後は盛京の行宮となり、2004年に「北京と瀋陽の明・清王朝の皇宮群」として世界遺産に追加登録されました。
出かける前に · Know before you go
- 文物や建築の彩色画に触れないこと
- 基壇、欄干、古木に登らないこと
- 殿内で大声で解説したり騒いだりしないこと
この記事は「未確認」です。料金・営業時間・日程は公式の発表をご確認ください。
文化
文化と習慣
文化的な背景
瀋陽故宮は盛京故宮とも呼ばれ、瀋河区瀋陽路171号にあります。1625年にヌルハチが瀋陽に遷都した時期に建設が始まり、ヌルハチ、ホンタイジ、乾隆帝などの時代を経て拡張されました。1636年にホンタイジがここで国号を清と改め、1644年には順治帝が瀋陽で即位したのち入関しました。その後は陪都の行宮となり、清の皇帝が東巡する際の滞在地となりました。建築は東・中・西の三路に分かれます。東路は大政殿と十王亭に代表され、八旗による合議と初期満洲宮殿の特徴を示しています。中路は大清門から崇政殿、鳳凰楼を経て清寧宮に至る軸線で、日常の政務と生活の場でした。西路は乾隆期に増築された文溯閣などに代表されます。建築は漢・満・蒙などの様式を融合しており、東路の建築形態は遊牧の天幕宮殿の伝統と関わりがあり、宮内にはソロン竿などの満洲文化の遺構も残っています。現在は瀋陽故宮博物院として清代宮廷の文物や美術品を展示しており、敷地面積は約6万平方メートルです。
地元の習慣
東路、中路、西路の順に大政殿、十王亭、崇政殿、鳳凰楼、清寧宮、文溯閣などを巡り、八旗、満洲族の暮らし、宮廷儀礼に関する展示に注目するのがおすすめです。解説を希望される場合は、館内の正規の解説やガイドサービスをご利用ください。
マナーとタブー
マナーとタブー
してはいけないこと DON'T
- 文物や建築の彩色画に触れないこと
- 基壇、欄干、古木に登らないこと
- 殿内で大声で解説したり騒いだりしないこと
- 民族文化の展示をからかうようなまねや不適切なポーズでの撮影をしないこと
地元の人に喜ばれること DO
- 室内展示室では撮影・フラッシュ・録画に関する館の規定に従うこと
- 静かに見学すること
- 満洲族など諸民族の文化展示を尊重すること
- 解説は館内の正規サービスを利用すること
旅の計画
実用情報
旅のヒント
- 屋内と屋外を行き来する見学になりますので、半日ほどを見込み、歩きやすい靴でお出かけください。月曜休館とする資料が複数ありますが、開館や予約のルールは瀋陽故宮博物院の当日の公式発表をご確認ください。人気の時間帯は混み合いますので、時間をずらすのがおすすめです。地下鉄またはバスで中街、懐遠門一帯の停留所まで行き、徒歩で向かうのが便利です。周辺の駐車場は限られていますので、公共交通機関をおすすめします。入場料は公式発表をご確認ください。
- 春と秋が見学に適しています。夏は暑さ対策を、冬は寒さが厳しく、雪景色は趣がありますが雪の後は路面が滑りやすいので、防寒と転倒にご注意ください。



