
永定土楼
永定土楼 · 中国・福建省龍岩市永定区
客家の一族がともに暮らす版築の大型住居で、円楼と方楼がそろいます。洪坑の振成楼は「土楼の王子」、高陂の承啓楼は「土楼の王」と呼ばれ、下洋の初渓村には36棟の土楼が残っています。
出かける前に · Know before you go
- 住民の私室に無断で入らないこと
- 土壁に刻み込みをしないこと
- 祖堂の前で騒がないこと
この記事は「未確認」です。料金・営業時間・日程は公式の発表をご確認ください。
物語と人物
物語と人物
史実
初渓の徐氏と「慶」の字
初渓村は14世紀に移り住んだ徐氏一族が暮らす村で、土楼の多くに「慶」の字が付けられ、一族の繁栄を願う意味が込められています。なかでも集慶楼は明の永楽十七年(1419年)に建てられ、村で最も大きく最も古い土楼です。
史実
「土楼の王」承啓楼
高陂村の承啓楼は1709年に建てられ、四重の同心円が中央の祖堂を囲みます。外環の直径は約62.6メートル、四階建て288室で、全体では約370室あります。今も江氏一族の約300人が暮らしています。
出典:ウィキペディア:福建土楼
史実
19発の砲弾に耐えた土壁
記録によれば、1934年にある福建土楼が19発の砲撃を受けましたが、壁には小さなへこみが一つ残っただけでした。版築の壁の堅さを示す話としてよく紹介されます。
出典:ウィキペディア:福建土楼
文化
文化と習慣
文化的な背景
永定土楼は福建省龍岩市永定区に点在し、洪坑、高陂、下洋の初渓一帯の土楼群が代表的で、周囲には水田や茶畑、たばこ畑が広がります。2008年、福建土楼の46か所が世界遺産に登録され、永定の多くの土楼が含まれています。永定土楼景区は国家5A級観光地でもあり、土楼王、土楼王子、初渓土楼古村落の三つのエリアに分かれています。 土楼は匪賊に備えた砦のような住居から生まれました。壁は生土に石灰、砂、粘土を混ぜて突き固め、竹ひごで補強したもので、根元の厚さは約2メートルに達し、上に行くほど薄くなります。最下部は掘り崩されないよう石や玉石で築かれることが多いです。中央の祖堂は祖先祭祀や祭り、冠婚葬祭、話し合いに使われ、各家の部屋は祖堂に向いています。大きな土楼では中庭に共用の井戸が二、三か所あるのが一般的です。 洪坑村の振成楼は1912年、たばこで財を成した商人の子孫によって完成しました。内外二重の環からなり、外環は四階建て184室、内環は二階建て32室で、外環は八卦に従って四つに区切られています。広間のギリシャ風の柱や二階の鉄製の手すりには、西洋建築の影響が見られます。
地元の習慣
初渓村の展望台から山あいの土楼群を見下ろします。振成楼に入り、八卦の配置と東西折衷の広間を見ます。承啓楼で四重の同心円を数えます。土楼の民宿に一泊します。客家の擂茶や農家料理を味わいます。
マナーとタブー
マナーとタブー
してはいけないこと DON'T
- 住民の私室に無断で入らないこと
- 土壁に刻み込みをしないこと
- 祖堂の前で騒がないこと
地元の人に喜ばれること DO
- 楼に入るときは住民にあいさつすること
- 住民を撮影する前に同意を得ること
- 客家のもてなしや食の習慣を尊重すること
旅の計画
実用情報
旅のヒント
- 土楼群どうしは離れているので、車をチャーターするか景区のシャトルバスを利用するのがおすすめです。楼内は薄暗いので、小型の懐中電灯があると便利です。入場料や宿泊料金は公式発表をご確認ください。雨季は山道が滑りやすいので、足元にご注意ください。
- 高速鉄道で龍岩駅まで行き、バスかチャーター車で永定の各土楼群へ向かいます。厦門や龍岩からも永定行きのバスがあります。一年を通して楽しめ、春は水を張った棚田と菜の花が映え合い、秋は空気が澄み、夏は山あいに雨が多いので雨具を用意してください。
写真





