武康路と衡復歴史風貌区

武康路と衡復歴史風貌区

武康路与衡复风貌区 · 中国・上海市徐匯区

写真:N509FZ · CC BY-SA 4.0

全長わずか1.17キロメートルの武康路には37棟の保護歴史建築が並び、プラタナスの並木が続きます。衡山路・復興路一帯の庭付き住宅と合わせ、旧フランス租界西部の街並みを最もよく残す地区です。

出かける前に · Know before you go

  • 住宅の建物内や私有の庭に入ること
  • 住宅の玄関前に長く留まって撮影したり騒いだりすること
  • 室内にカメラを向けること

この記事は「未確認」です。料金・営業時間・日程は公式の発表をご確認ください。

物語と人物

物語と人物

史実

ファーガソンが私費で造った道

1897年、アメリカの教育者ジョン・カルヴィン・ファーガソン(福開森)は、同僚や学生が自分の学校へ通いやすいよう、自らの給料でこの道を造りました。そのため道はファーガソン路と呼ばれました。1943年、浙江省の武康県にちなんで武康路と改称されました。

出典:ウィキペディア:武康路

史実

唐紹儀の暗殺

民国期の政治家唐紹儀は、1937年に武康路40弄1号の住宅を購入しました。1938年9月30日、彼はこの住宅で暗殺されました。

出典:ウィキペディア:武康路

史実

113号の巴金

武康路113号は1923年に建てられたスペイン風の住宅です。作家の巴金は1955年からここに住み、旧居は2011年12月に一般公開されました。

出典:ウィキペディア:武康路

史実

ペタン路の由来

衡山路はフランス租界の中心と徐家匯を結ぶため1922年に造られ、フランスの元帥フィリップ・ペタンにちなんでペタン路と名付けられました。

出典:ウィキペディア:衡山路

文化

文化と習慣

文化的な背景

武康路と衡復歴史風貌区は上海市徐匯区にあり、旧フランス租界西部の住宅地です。武康路は北の華山路から南の淮海中路まで続き、衡復歴史風貌区は衡山路、復興路、武康路などの通りを中心とする、まとまった歴史住宅地区です。 武康路は全長わずか1.17キロメートルで、沿道には地中海風、フランス・ルネサンス様式、英国風、アール・デコなどの37棟の保護歴史建築が並び、プラタナスが木陰をつくっています。南端の武康大楼(旧ノルマンディー・アパートメント)はハンガリー出身の建築家ラースロー・フデツ(鄔達克)が設計したフランス・ルネサンス様式の建物で、1924年に完成しました。くさび形の角の造形は上海で最も見分けやすい街角の一つです。一説には、旧名は第一次世界大戦期のフランス戦艦ノルマンディー号にちなむといわれます。巴金旧居(113号、スペイン風、1923年築)や黄興旧居(393号、現在は武康路観光案内センター)など、著名人の旧居も訪ねることができます。衡復の部分は衡山路が軸です。衡山路の旧名はペタン路で、1922年に完成し、フランス租界の中心と徐家匯を結びました。沿道には旧アメリカン・スクール(10号)やコミュニティ・チャーチ(53号、1925年完成)などがあり、庭付き住宅とプラタナスの街並みがどこまでも続きます。 一帯はかつてフランス租界の高級住宅地でした。武康路は1907年に舗装され、1943年に浙江省の武康県にちなんで現在の名に改められ、2011年には中国歴史文化名街に選ばれました。武康大楼には呉茵、王人美、秦怡、趙丹、孫道臨、王文娟、上官雲珠、鄭君里などの映画人が暮らしました。通りの南端から淮海中路を渡ると宋慶齢故居があります。衡山路沿いには1920年代に多くの庭付き住宅が建てられ、1990年代には多くの洋館がバーやナイトクラブ、レストランに改装されましたが、2016年以降は多くのバーが閉店または移転しています。

地元の習慣

武康大楼から出発して武康路を北へ歩き、巴金旧居、黄興旧居、沿道の庭付き住宅を順に見ていきます。393号の観光案内センターではセルフガイドの散策案内を提供しています。続いて衡山路、復興路、東平路、陶江路のあたりに入り、コミュニティ・チャーチや黒石公寓(ブラックストーン・アパートメント)、洋館の外観を眺めます。道沿いのカフェや小さな店で一休みするのもよいでしょう。秋にプラタナスの葉が散るころが最も趣のある季節です。

マナーとタブー

マナーとタブー

してはいけないこと DON'T

  • 住宅の建物内や私有の庭に入ること
  • 住宅の玄関前に長く留まって撮影したり騒いだりすること
  • 室内にカメラを向けること

地元の人に喜ばれること DO

  • 建物の外観は通りから鑑賞すること
  • 住民のプライバシーを尊重すること
  • 旧居の見学は各館の規定に従うこと
  • 声を抑え、撮影は手短に済ませること

旅の計画

実用情報

旅のヒント

  • 武康大楼は住宅ですので、外観のみの見学となります。各旧居の開館時間や見学方法はそれぞれ異なり、内部を公開していない所もありますので、公式情報をご確認ください。主に徒歩で回りますので、歩きやすい靴でお出かけください。夏は暑さ対策を、雨の日は落ち葉で路面が滑りやすくなりますのでご注意ください。
  • 地下鉄10号線・11号線の交通大学駅から武康路の南端へ、地下鉄1号線の衡山路駅から衡復の中心部へ行けます。淮海中路や衡山路の周辺には多くのバス路線もありますが、詳細は公式情報をご確認ください。四季を通じて散策に適しており、春と秋が最も快適です。秋はプラタナスの葉が黄色く色づいて道に敷き詰められ、最も人気のある季節です。夏は木陰が濃いものの蒸し暑く、冬は観光客が少なく静かな街並みを楽しめます。

写真

写真

出典と確認についての説明

ウィキペディア:武康路

ウィキペディア:衡山路