チャガン湖冬漁

チャガン湖冬漁

查干湖冬捕 · 中国・吉林省松原市前郭爾羅斯モンゴル族自治県

写真:中国新闻网 · CC BY 3.0

モンゴル語の「チャガン・ノール」は白く神聖な湖という意味です。毎年冬に氷上で行われる冬漁は古い漁法を今に伝えており、祭湖・醒網の儀式、馬で回す巻き上げ機、氷の下の大網、初物の魚の競りが主な見どころです。

出かける前に · Know before you go

  • 祭祀の場に立ち入ること
  • 儀式中に騒ぐこと
  • 開放されていない氷面に近づくこと

この記事は「未確認」です。料金・営業時間・日程は公式の発表をご確認ください。

物語と人物

物語と人物

伝説

「聖なる湖」の名

チンギス・ハンがホルチン草原を訪れた際、チャガン湖のほとりで香を焚いて湖を祭ったと伝えられています。それ以来、チャガン湖は聖なる湖とみなされるようになったといいます。

出典:China Discovery:チャガン湖

史実

初物の魚の競り

網を開いて最初に揚がった大きな魚は「頭魚」と呼ばれ、毎年公開で競りにかけられます。近年は落札額が100万元を超えており、2026年1月には169万9999元で落札されました。

出典:ウィキペディア:チャガン湖(中国語版)

文化

文化と習慣

文化的な背景

チャガン湖は吉林省松原市前郭爾羅斯モンゴル族自治県の北西部にあり、霍林河の末端に当たります。増水期には湖水がほかの湖沼を経て嫩江へ流れ込みます。吉林省最大の天然湖で、地元では「聖水湖」とも呼ばれています。 チャガン湖の冬漁は先史時代に始まったと伝えられ、遼・金の時代には皇帝が春の捺鉢(狩猟と漁撈の巡幸)でここを訪れたといわれています。「査干淖爾冬捕習俗」は2008年に国家級無形文化遺産に登録され、今も古い漁法を保っています。漁師はまず湖を祭って網を「目覚めさせ」、厚い氷に穴を開けて長さ約2キロの大網を氷の下に送り込み、最後に馬で回す巻き上げ機で氷の穴から網を引き上げます。 主な漁獲はコクレン(胖頭魚)です。湖には毎年春から夏に稚魚が放流され、魚は湖で4、5年自然に育ってから漁獲されます。

地元の習慣

冬漁の季節には、早朝に祭湖・醒網の儀式をご覧いただけます。昼前後には、馬で回す巻き上げ機で網が引き上げられ、生きた魚が氷の下から上がってくる様子を見られます。コクレンの鉄鍋煮込みや魚づくしの料理もお楽しみいただけます。夏は船で湖を巡ったり、葦の茂みを抜けて野鳥や蓮の花を眺めたりできます。

マナーとタブー

マナーとタブー

してはいけないこと DON'T

  • 祭祀の場に立ち入ること
  • 儀式中に騒ぐこと
  • 開放されていない氷面に近づくこと
  • 漁獲区で自分で氷に穴を開けて網を入れること

地元の人に喜ばれること DO

  • 儀式は静かに見守ること
  • 指定された区域で過ごすこと
  • 現地スタッフの指示に従うこと

旅の計画

実用情報

旅のヒント

  • 冬漁の季節はおおむね12月中旬から翌年1月下旬までで、祭りの日は人出が多いため、早めにお越しください。湖上は風が強く厳寒ですので、防寒着を十分に用意し、滑りにくい靴をお履きください。魚料理の店は漁場の近くに多く、獲れたての魚をその場で調理しています。
  • まず松原市へ行き、そこから車で約1時間でチャガン湖に着きます。松原市内からは観光専用バスが出ていますが、詳細は現地でご確認ください。冬は冬漁を、夏は湖畔の草原、葦、蓮の花が織りなす別の景色をお楽しみいただけます。
出典と確認についての説明

ウィキペディア:チャガン湖(英語版)

China Discovery:チャガン湖

ウィキペディア:チャガン湖(中国語版)