
スイスのチーズフォンデュ
Fondue au fromage · スイス・ジュネーヴ
白ワインで溶かしたチーズの鍋に、長いフォークでパンをくぐらせて食べます。スイスとその周辺のアルプス地域の郷土料理で、ジュネーブ特有のものではありません。
出かける前に · Know before you go
- かじったパンやフォークを共用の鍋に戻さないこと
- 長いフォークを直接口に運ばないこと(パンをいったん皿に移し、テーブルフォークで食べるとよい)
- 人気店に予約なしで行ったり、冬季限定のフォンデュ店に夏に出かけたりしないこと
この記事は「未確認」です。料金・営業時間・日程は公式の発表をご確認ください。
文化
文化と習慣
文化的な背景
チーズフォンデュは、チーズを白ワインとともに鍋で溶かし、長いフォークに刺したパンをつけて食べる料理です。主にスイスで親しまれていますが、フランスのサヴォワやイタリアのアオスタ渓谷などアルプス周辺の地域にもそれぞれの版があり、地域の料理であってジュネーヴだけのものではありません。フランス語版ウィキペディアによると、現代のチーズフォンデュの既知で最古のレシピは1699年にチューリッヒで出版された本にあり、「ワインで煮たチーズ」という名前でした。19世紀末までは「フォンデュ」という名は卵とチーズで作る料理を指すことが多く、当時バターを加えたものは「ジュネーヴ風」と呼ばれていました。1875年には卵を使わずチーズとワインだけで作る現代的なレシピが初めて登場し、その頃にはすでにスイスの国民食と呼ばれていました。実はこの料理はスイスのフランス語圏の平野部の都市で生まれました。グリュイエールのような良質なチーズは高価な輸出品で、山の農民にはかえって手が届かなかったのです。1930年代にスイスチーズ連合がチーズの消費を増やすために大々的に宣伝し、ようやくチーズフォンデュは誰もが知る国民食となりました。
地元の習慣
何人かで一つの鍋を囲み、長いフォークにパンの角切りを刺して鍋の中でかき混ぜながら浸します(「8」の字を描くとチーズが固まるのを防げます)。浸したあとはフォークを口に入れてから鍋に戻さないでください。鍋底にできるチーズのおこげはごちそうとされています。白ワインか温かいお茶を合わせるのが一般的で、スイスには「冷たい水を飲むとおなかをこわす」という言い伝えがありますが、これは習慣的な言い方であって定説ではありません。
宗教と信仰
チーズフォンデュは宗教とは関係ありません。スイスの冬の社交的な会食を代表する料理で、スキー小屋、家族の集まり、会社の食事会などでよく食べられます。鍋には通常ワインとキルシュ(サクランボのブランデー)が入っているので、宗教上または個人的な理由で飲酒しない方は事前に伝えてください。
マナーとタブー
マナーとタブー
してはいけないこと DON'T
- かじったパンやフォークを共用の鍋に戻さないこと
- 長いフォークを直接口に運ばないこと(パンをいったん皿に移し、テーブルフォークで食べるとよい)
- 人気店に予約なしで行ったり、冬季限定のフォンデュ店に夏に出かけたりしないこと
- 子どもだけで加熱器を操作させないこと。
地元の人に喜ばれること DO
スイスの人は、鍋の中でかき混ぜながらつけ、チーズをテーブルに垂らさない客を好みます。地域によっては「パンを鍋に落とした人はみんなに一杯おごる」といった遊びのルールがあり、郷に入っては郷に従って笑って受け入れれば、場がいっそう盛り上がります。
旅の計画
実用情報
旅のヒント
ジュネーブ旧市街や湖畔には、チーズフォンデュを出すスイスの伝統的なレストランが多くあり、冬季のみ提供する店もあります。食事は1時間半ほどで、夕食は予約するのがおすすめです。通常は2人前からです。ジュネーブ旧市街、サン・ピエール大聖堂、宗教改革記念碑、湖畔の散策と組み合わせられるほか、グリュイエールなどチーズの産地への日帰り旅行で味わうこともできます。食事の注意:鍋には白ワインが入り、キルシュ(さくらんぼのブランデー)を加えることも多く、アルコールは完全には飛びません。妊娠中の方、子ども、運転する方、お酒を飲まない方は、ノンアルコール版を作れるか事前に尋ねてください。チーズには乳糖、パンにはグルテンが含まれます。チーズフォンデュは高カロリーなので、食後すぐの激しい運動は避けてください。価格と営業時間は各店に従ってください。人気の老舗は行列ができることが多いので、時間をずらすとゆったり過ごせます。
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JHG (Julien29) · Public domain

the_junes(衍生作品:Hic et nunc) · CC BY 2.0
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