
都市ガイド · Dresden
ドレスデン
エルベ河畔のバロック都市:聖母教会、ツヴィンガー宮殿、緑の丸天井
ドレスデンはドイツ・ザクセン州の州都で、エルベ川畔のバロックの古都です。聖母教会の円屋根、ツヴィンガー宮殿の中庭、王宮の緑の円蓋宝物館はいずれも、アウグスト大帝の時代に残された遺産です。2〜3 日あれば旧市街の中心部を回ることができ、ザクセン・スイス国立公園やマイセンへ日帰り旅行に出ることもできます。 市内では、ほかに聖母教会、ツヴィンガー宮殿、王宮、緑の円蓋宝物館、ゼンパー歌劇場、ブリュール・テラス、聖母教会広場、聖十字教会、宮廷教会、アウグスト橋、金の騎士像、アルベルティヌム美術館、新巨匠画廊、エルベ川畔の草地、エルベ渓谷遊歩道も訪ねる価値があります。
歴史
街の成り立ち
ドレスデンは 1206 年の文献に初めて見られ、1216 年にはすでに都市と呼ばれていました。15 世紀にはザクセン選帝侯の駐在地となりました。18 世紀前半、ザクセン選帝侯兼ポーランド国王アウグスト 2 世(アウグスト大帝)はドレスデンをバロック芸術の都に築き上げました。ツヴィンガー宮殿は 1710〜1728 年に建てられ、建築家ペッペルマンと彫刻家ペルモーザーが協力して完成させ、もとはオランジェリー、展示館、宮廷の祝祭会場でした。聖母教会は 1726〜1743 年に建てられました。1945 年 2 月の連合軍の爆撃は旧市街をほぼ破壊し、聖母教会は爆撃の後に倒壊しました。戦後、ツヴィンガー宮殿やゼンパー・オーパーなどが順次修復され、東西ドイツ統一後の 1994 年に聖母教会の再建が始まり、2005 年 10 月 30 日に再び祝聖されました。円屋根の十字架はイギリス人から贈られ、2004 年に設置されました。エルベ渓谷は 2004 年に世界遺産に登録されましたが、新設の橋をめぐる論争のため 2009 年に登録を抹消され、世界遺産名簿の中でも稀な抹消事例となっています。
- 1206ドレスデンは文献に初めて見られました。1216 年にはすでに都市と呼ばれていました。
- 15 世紀ザクセン選帝侯の駐在地となりました。
- 1710〜1728 年ツヴィンガー宮殿が完成しました(1719 年には選帝侯の子の結婚式のために先行して使用されました)。
- 1726〜1743 年聖母教会が完成しました。
- 1945 年 2 月連合軍の爆撃が旧市街を破壊し、聖母教会が倒壊しました。
- 1994聖母教会の再建の礎石が置かれました。
- 2004エルベ渓谷が世界遺産に登録されました。同年に聖母教会の円屋根の十字架が設置されました。
- 2005 年 10 月 30 日聖母教会が再び祝聖されました。
- 2006ドレスデン建都 800 周年。
- 2009エルベ渓谷が世界遺産名簿から抹消されました。
物語
この街の物語
廃墟からよみがえった聖母教会
史実 · ドレスデン
1945年2月15日の朝、爆撃による火災で焼けた聖母教会のドームが崩れ落ちました。その後、廃墟は数十年にわたって市の中心に残され、1966年に正式に「戦争への警告の記念碑」とされました。1994年に再建の礎石が置かれ、2005年10月30日に再献堂されました。回収された約3,800個の元の石が再び積み込まれ、黒ずんだ古い石と明るい新しい石は今もはっきりと見分けられます。
ドームの金の十字架
史実 · ドレスデン
聖母教会のドームに掲げられた金めっきの十字架は、ロンドンの銀細工工房で作られました。これを手がけた金細工師アラン・スミスの父は、かつてドレスデン爆撃に参加した爆撃機の乗員でした。
出発前に
ドレスデンで気をつけたいルール
ドイツ:日曜日と夜間は静かに過ごす
すべきこと
- 掃除機・洗濯機の脱水・電動ドリルなど音の出る家事は平日の日中に
- 夜間(一般に22時〜翌6時または7時)は、ドアを閉めれば隣に聞こえない程度の音量に
- 入居時に建物内に掲示された住民規則(Hausordnung)を確認すること
- パーティーを開くときは事前に近所へ伝え、22時までに音量を下げること
してはいけないこと
- 日曜・祝日に電動ドリルや芝刈り機などの電動工具を使わないこと
- 日曜や夜間に公共のガラス回収箱へ瓶を捨てないこと(回収箱の表示を確認)
- 昼の静粛時間(多くは13〜15時)がある地域では騒音を出さないこと
静粛時間は全国統一の法律ではなく、州法・市町村の条例・住民規則によって定められています。迷惑行為を繰り返すと、近所からの苦情や秩序局・警察による対応、罰金につながることがあり、金額は公式発表に従います。
確認済み 2026-10-19出典:Germany Focus Guide:ドイツの静粛時間と日曜日のマナー
ドイツ:歩行者は自転車道に立ち入らない
すべきこと
- 道路を渡る前や撮影前に、足元が歩道か自転車道かを確認すること
- 自転車では右側を走り、追い越しは左側から
- 歩行者と自転車の共用道では歩行者を優先し、減速すること
- 8歳未満の子どもは歩道を走行、8〜10歳は歩道か自転車道を選べます
してはいけないこと
- 自転車道に立ったり歩いたりしないこと(青い丸に自転車の標識は専用道)
- 標識で許可されていない限り、歩道で自転車に乗らないこと
自転車道は交通施設で、立ち入ると罰金の対象になりうるうえ、高速で走る自転車と衝突する危険があります。許可なく歩道を走る自転車も罰金の対象で、金額は公式発表に従います。
確認済み 2026-10-19出典:Live in Germany:ドイツでのサイクリング
ドイツ:握手であいさつし、Herr/Frau+姓で呼ぶ
すべきこと
- 初対面ではしっかりと握手し、相手の目を見てあいさつすること
- 正式な場では Guten Tag、親しい間柄なら Hallo で十分
- 相手は Herr(男性)/Frau(女性)+姓で呼ぶこと
- ファーストネームは相手に勧められてから使うこと
- バイエルンでは Grüß Gott、北部では Moin がよく使われます
してはいけないこと
- 初対面でハグや頬へのキスをしないこと
- 関係ができる前にファーストネームで呼ばないこと
あいさつを誤っても罰則はまずありませんが、初対面で砕けすぎると失礼に映ります。正式な場では Guten Tag がもっとも無難です。
確認済み 2026-10-19出典:Fly Homes:ドイツでのあいさつ
ドイツ:チップは支払い時に合計額を伝え、テーブルに置かない
すべきこと
- 支払い時にチップ込みの合計額を店員に伝えること
- 例:24.80ユーロの伝票なら「28ユーロ」と言う
- 目安は5〜10%程度、少額なら端数の切り上げで十分
- カードなら端末でチップを選ぶか、会計はカード・チップは現金で
してはいけないこと
- チップをテーブルに置いていかないこと
- 端末に表示された割合に従わなければと思い込まないこと
- アメリカのように15〜20%を上乗せしないこと
チップは任意の感謝の印で、払わなくても責められず、サービスに不満なら払わなくてもかまいません。ドイツの飲食店では通常、別途サービス料は加算されず、価格は税込みです。
確認済み 2026-10-19出典:German to Go:カフェとレストランで
ドイツ:教会では控えめな服装で、堂内では帽子を脱ぐ
すべきこと
- 正装は不要、ただし露出の多い服装は避けること
- 堂内では帽子を脱ぎ、携帯電話をマナーモードにして小声で話すこと
- 薄手のスカーフや上着を持ち歩き、必要なときに肩を覆うこと
- 教会が入口や公式サイトで独自の規定を示している場合は、それに従うこと
してはいけないこと
- ビキニ風のトップスや極端に短いスポーツ用ショートパンツなど、露出の多い服を着ないこと
- 礼拝中に大声で解説したり撮影したりしないこと
ドイツの教会の服装規定は南欧より全般に緩やかで、ミュンヘンやケルンではショートパンツ姿の観光客もよく見かけます。ただし、ベルリン大聖堂などでは、露出の多すぎる服装の訪問者の入場を係員が断ることがあります。
確認済み 2026-10-19出典:Pieter on Tour:ヨーロッパの宗教施設のマナー



