
都市ガイド · Strasbourg
ストラスブール
グランド・イル、ノイシュタット、ヨーロッパ地区をめぐり、ライン川沿いの国境都市を読み解く
ストラスブールはイル川に囲まれたグランド・イルを歴史の中心とし、大聖堂、旧市街、運河沿いの遊歩道を徒歩ルートでつなげられます。19世紀後半のノイシュタット(新市街)は、ドイツとフランスの支配が入れ替わった時代の都市計画を示しています。ここは欧州議会の所在地でもあり、現代の機関と旧市街の歴史を同じ都市の物語の中に置いて見ることができます。 市内ではほかに、ノイシュタット地区、欧州議会の外観、アルザス博物館も訪れる価値があります。
歴史
街の成り立ち
ストラスブールはライン川の交通回廊に位置し、イル川の水路がグランド・イルと旧市街の街路網を形づくりました。中世の交易、宗教、自治の営みが旧市街を発展させ、ゴシック様式の大聖堂は何世代にもわたって建設が続けられた都市の中心となりました。プティット・フランスの水路と古い建物も、都市の暮らしを記録しています。19世紀のフランスとドイツの政治的変遷は、グランド・イルの北側にノイシュタットを残しました。街路の規模、広場、行政建築、ドイツ風のファサードは旧市街とはっきりした対照をなしています。ユネスコは1988年にグランド・イルを世界遺産に登録し、2017年にノイシュタットへ範囲を拡大して、2つの都市の層の組み合わせを重視しました。今日では欧州議会などの機関が都市を国境を越えた政治と結びつけています。見学の際は、水路と建築から国境都市の重層的なアイデンティティを読み取ることができます。クリスマスマーケットは開催月に合わせて別の催しとして計画してください。
- 中世グランド・イルに大聖堂を囲む旧市街の構造が形成。
- 15〜18世紀宗教建築と商業建築の発展が続く。
- 1871〜1918年ドイツ統治時代にノイシュタットを建設。
- 1988年グランド・イルが世界遺産に登録。
- 2017年世界遺産の範囲がノイシュタットへ拡大。
- 現代欧州議会などの機関が市内にヨーロッパ地区を形成。
物語
この街の物語
出発前に
ストラスブールで気をつけたいルール
フランス:美術館での撮影は掲示を確認、フラッシュと自撮り棒は使わない
すべきこと
- 常設展示室では手持ちでの個人的・非商業目的の撮影が可能
- 特別展は入口の掲示を確認すること(著作権の関係で全面撮影禁止が多い)
- 撮影禁止マークのある展示室ではカメラをしまうこと
- 大きな荷物やクロークの規定は各館の公式発表を確認すること
してはいけないこと
- フラッシュは常に使わないこと(強い光は古い絵画や文化財を傷めます)
- ルーヴル美術館など自撮り棒禁止の館に持ち込まないこと
- 名画の前や通路を長時間ふさがないこと
- 展示物に触れないこと
フラッシュと自撮り棒の禁止は警備員が取り締まっており、違反すると制止され、禁止機材は預けるか持ち込めない場合があります。
確認済み 2026-10-19出典:アメリカ・ルーヴル友の会:よくある質問
フランス:公共の場では小声で話し、列に割り込まない
すべきこと
- 前の人と適度な距離を保ち、辛抱強く並ぶこと
- 公共交通機関・美術館・図書館では小声で話すこと
- 降りる人が先、ドアや通路をふさがないこと
- 歩道やエスカレーターでは右側に寄ること
- 高齢者・妊婦・障害のある人に席を譲ること
- パン屋や店に入ったら店員に Bonjour と言うこと
してはいけないこと
- 割り込んだり押したりしないこと
- スピーカーで通話や音楽を流さないこと
- 市場では商品を自分で選ばず、店の人に選んでもらうこと
割り込みや大声に罰則はありませんが、無作法とされます。駅や市場では列が乱れがちだとするガイドもありますが、自分はきちんと並び、人を押さないようにしましょう。
確認済み 2026-10-19出典:We3Travel:パリのマナー16か条
フランス:店に入ったら Bonjour、親しい人とはビズであいさつ
すべきこと
- 店に入るときは Bonjour、出るときは Au revoir と言うこと
- 友人・知人とは頬を軽く触れ合わせるあいさつ「ビズ(la bise)」を
- ビズの回数は地域で異なるため、相手に合わせるか2回にしておくこと
- 正式な商談や初対面では、短くしっかりと握手すること
- 初対面の人・目上の人・店員には vous を使い、tu は相手に勧められてから
してはいけないこと
- あいさつせずにいきなり店員に質問しないこと
- 商談や初対面で自分からビズをしないこと
- 見知らぬ人に自分からハグしないこと
罰則はありませんが、店であいさつをしないのは無作法とされ、ビズを間違えると土地の習慣に不慣れだと思われます。パリや北部では2回、南部の一部では3回が一般的で、ほかの地域にもそれぞれの習慣があります。
確認済み 2026-10-19出典:La Minute Française:ビズのあいさつガイド
フランス:教会では控えめな服装で、堂内では帽子を脱ぐ
すべきこと
- 肩・膝・お腹を隠す控えめな服装にすること
- 堂内では帽子を脱ぎ、携帯電話をマナーモードにして小声で話すこと
- 夏は薄手のスカーフを持ち歩き、必要なときに肩を覆うこと
- 撮影前に掲示を確認し、迷ったら係員に尋ねること
してはいけないこと
- 祈っている人の前を横切らないこと
- 彫像に触れたり、堂内で飲食したりしないこと
- 禁止されている場所でフラッシュ撮影や撮影をしないこと
フランスの教会では入口で服装を確認されることはあまりありませんが、露出の多い服装は礼拝の場への敬意を欠く行為と受け止められます。控えめな服装を求め、ふさわしくない服装の人の入場を断る教会もあります。入口の掲示や公式サイトの案内に従ってください。
確認済み 2026-10-19出典:Viator:ノートルダム大聖堂を訪れる前に
フランス:パンはテーブルクロスに直接置き、手でちぎって食べる
すべきこと
- 全員に料理が行き渡り、主人が「Bon appétit」と言ってから食べ始めること
- パンは皿の横、テーブルクロスの上に直接置くこと
- パンは手で一口大にちぎって食べること
- 手首をテーブルの縁に軽く乗せ、手を見える位置に置くこと
- 乾杯では相手と目を合わせて「Santé」と言うこと
- 無料の水道水は「une carafe d'eau」で頼めます
してはいけないこと
- パンを皿に載せたり、ナイフで切ったりしないこと
- パンを丸ごとかじらないこと
- 食事中にテーブルに肘をつかないこと
- レタスはナイフで切らず、フォークで小さく折りたたんで食べること
- 切った後にアメリカ式にフォークを右手に持ち替えないこと
罰則はありませんが、フランスの食卓の習慣に不慣れだと思われます。水道水は無料、ボトルの水は有料です。
確認済み 2026-10-19出典:La Minute Française:フランスの食事マナー
フランス:サービス料は料金に含まれ、チップは任意
すべきこと
- メニューや伝票の「service compris(サービス料込み)」を確認すること
- サービスがよければ、感謝の印に少額のチップ(pourboire)を
- コーヒーは1ユーロ単位に切り上げ、一般的なレストランでは1人1〜2ユーロ程度
- 高級店で特に行き届いたサービスなら5〜10%程度
- チップはできれば現金で(確実に担当者に渡るため)
してはいけないこと
- 別途サービス料を払う必要があると思い込まないこと(すでに料金に含まれています)
- 伝票が自然に来るのを待ち続けないこと(会計したいときは合図を)
チップは完全に任意で、払わなくても失礼にはなりません。「service compris」の意味を知っておけば二重払いを防げます。フランスの法律では飲食店の表示価格にサービス料(一般に約15%とされます)を含めることが定められており、食事はゆっくり進むため、頼まない限り伝票はなかなか来ません。
確認済み 2026-10-19出典:AFAR:フランスのチップの目安
この場所はいかがですか?






