
都市ガイド · 扬州 Yangzhou
揚州
運河、庭園、朝の点心のあいだに、江淮の名城が重ねてきた繁栄を読む
揚州は長江と大運河の交通網が交わる江淮地域に位置します。痩西湖の水辺の庭園、个園と何園の邸宅庭園の芸術、東関街の旧市街の路地、そして中国大運河博物館の流域全体を見渡す視点を通じて、都市の景観から漕運、塩業、日々の暮らしまでを読み解くことができます。朝の点心(早茶)と淮揚料理を味わう時間も別に取っておきましょう。 市内ではほかに、古運河沿いや文昌閣、皮市街一帯の旧市街の路地も訪れる価値があります。
歴史
街の成り立ち
揚州の古城は水路と深く結びついています。春秋時代に呉が邗溝を開削して長江と淮河の水系を結び、邗城が都市の初期の姿となりました。隋代に大運河の体系が形成されると、揚州は長江と南北の水運が交わる地点に位置することになり、唐代には運河、港、交易によって繁栄する都市となりました。宋代にも都市は水に沿って築かれ、水路、市街、城防の構造が調整されました。明清時代には漕運と塩業の経営が商人の集住を促し、邸宅庭園、寺院、繊細な料理が都市文化の重要な一部となりました。痩西湖沿いの庭園景観もこうした背景のもとで発展しました。近代には水運の地位と都市経済が変化しましたが、旧市街の路地や庭園には多くの時代の遺構が今も残っています。現在の揚州では、旧市街を歩いて歴史を見分けることも、三湾の古運河のほとりにある中国大運河博物館で、工学、交易、生活の観点から運河全体を理解することもできます。館の展示は運河全体の歴史を扱うもので、すべての展示品が揚州で出土したわけではありません。見学の際は、地元の遺構と流域全体の物語を区別して見るようにしてください。
- 春秋時代呉が邗溝を開削し、邗城が揚州の初期の都市の姿となる。
- 隋代大運河の体系が発展し、揚州の水運の要衝としての地位が高まる。
- 唐代港、運河、交易が都市の繁栄を後押しする。
- 宋代運河と江淮の交通が引き続き都市の配置に影響を与える。
- 明清時代塩業と漕運が邸宅庭園、路地、食文化の発展をもたらす。
- 1982揚州が第一陣の国家歴史文化名城に指定される。
- 2014中国大運河が世界遺産に登録され、揚州の関連遺産も全体の物語に組み込まれる。
- 2021揚州中国大運河博物館が三湾の古運河のほとりに開館する。
物語
この街の物語
釣魚台の逸話
伝説 · 揚州痩西湖
釣魚台は乾隆帝のお気に入りの釣り場だったと伝えられています。乾隆帝はここで次々と魚を釣り上げて大いに喜びましたが、実は湖に潜んだ泳ぎの名手が密かに魚を釣り針に掛けていたと、あとで分かったといいます。揚州で古くから語られてきた逸話で、真偽は確かめられていません。
ひとつの名、ふたつの評価
史実 · 揚州痩西湖
汪沆は『詠保障河』で揚州の湖を杭州の西湖になぞらえ、この詩は今も揚州の人々の誇りとなっています。一方、近代の作家朱自清はこの比較に賛成せず、湖の「痩」もあまり好ましく思わなかったといいます。二つの評価は今も並び立っています。
二十四橋という名
史実 · 揚州痩西湖
現在の二十四橋は元の場所にはありません。その名は、唐代の揚州に記録された「二十四の橋」を読み違えたことに由来する可能性が高いとされています。中国語の名詞は単数と複数を区別しないため、「二十四橋」が一つの橋の名前として受け取られたのです。
必見
必ず訪ねたい場所

揚州中国大運河博物館
文化財、河川工事、運河都市の展示から、大運河が中国の交通と暮らしをどう変えたかを理解します。

揚州東関街
運河のほとりから古城の商店街へ歩き入り、揚州の塩商人、路地、現在の下町がどうつながっているかを見ます。

揚州大明寺
蜀岡の寺院と鑑真記念堂から、揚州の仏教と日中の文化交流を理解します。

揚州何園
複道回廊に沿って清末の邸宅庭園に入り、揚州の庭園が住まい、舞台、築山をどうつないでいるかを観察します。

揚州個園
竹林と四季の築山の間で、清代の揚州の塩商人の庭園が小さな空間で大きな世界をどう表したかを読み解きます。

揚州痩西湖
唐代の城濠から生まれた細長く曲がりくねった湖で、五亭橋や白塔、両岸の園林が、清代の塩商が栄えた揚州の姿を今に伝えています。
出発前に
揚州で気をつけたいルール
中国:清明節の墓参りでは、林の中で紙銭を燃やさず火を使わない
すべきこと
- 出かける前に、墓地で予約が必要か確認すること
- 献花・お辞儀・黙とうの間は静かにしていること
- 紙銭を燃やす代わりに、献花や植樹、オンライン墓参りも検討すること
- 墓参りには落ち着いた服装で行くこと
- 帰るときは供え物の包装やごみを持ち帰ること
してはいけないこと
- 林や草地で紙銭・線香・ろうそくを燃やしたり、爆竹を鳴らしたりしないこと
- 墓地で大声で騒いだり、ふざけたりしないこと
- 墓地の通路に長く立ち止まって写真を撮らないこと
防火期には森林・草原の防火区域で紙銭や線香、ろうそくを燃やすことが厳しく禁じられており、山火事を起こすと法的責任を問われることがあります。墓地で燃やしてよいか、どこで燃やすかは、各墓地の規定に従ってください。
確認済み 2026-10-19出典:新華網:2部門、清明節連休前後の安全対策を指示
中国:地下鉄はまず保安検査、シェアサイクルは指定区域に停める
すべきこと
- 駅の入口で保安検査に協力し、荷物をX線検査機に通すこと
- ホームではドアの両脇で待ち、降りる人を先に通すこと
- シェアサイクルに乗る前に、アプリで実名登録をすること
- 白線の駐輪区画かアプリが示す駐輪場所に停め、施錠を確認すること
- ブレーキや鍵に不具合があれば別の自転車に替え、アプリで報告すること
してはいけないこと
- ドア付近に立ち止まったり、閉まりかけのドアに無理に乗り込んだりしないこと
- 車道・消防通路・点字ブロックの上に自転車を停めないこと
- 12歳未満の子どもにシェアサイクルを使わせないこと
保安検査を拒むと駅に入れません。放置された自転車は撤去され、各地の規定や事業者の規約により処分を受けることがあります。
確認済み 2026-10-19出典:人民網:北京、シェアサイクルの技術・サービス・駐輪基準を発表
中国:高速鉄道は全面禁煙、静音車両では通話しない
すべきこと
- 切符に記載された車両と座席に座ること
- 大きな荷物は車両端の荷物置き場か網棚に置くこと
- 動画や音楽はイヤホンで楽しむこと
- 静音車両では、通話はデッキに出てすること
- 降車前に座席のまわりを確認し、ごみと持ち物を持ち帰ること
してはいけないこと
- トイレやデッキを含め、車内のどこでも喫煙しないこと
- 他人の座席に座らないこと
- 乳幼児連れで静音車両を選ばないこと(12306は推奨していない)
高速列車内での喫煙は煙感知器を作動させ、列車の減速や停車を招くことがあります。喫煙者は公安機関から罰金を科され、報道によれば高速列車の切符購入を制限されることもあります。詳細は公式発表に従ってください。静音車両で迷惑行為があれば、乗務員に伝えてください。
確認済み 2026-10-19出典:Travel China Guide:中国の列車の喫煙規定
中国:万里の長城は開放区間だけを歩き、城壁のれんがに文字を刻まない
すべきこと
- 開放区間と表示のあるルートだけを歩くこと
- 急な坂では立ち止まって足場を固めてから撮影し、歩くときは足元を見ること
- 滑りにくい靴をはき、十分な飲み水を持ち、疲れたら早めに引き返すこと
- ごみは持ち帰るか、ごみ箱に捨てること
- 出発前に開放状況を確認すること(公式発表が優先)
してはいけないこと
- れんがに文字を刻んだり落書きしたり、れんがや石をはがしたりしないこと
- 柵を越えたり、未開放の崩れた城壁や望楼に登ったりしないこと
- 急な区間で走ったり押し合ったりしないこと
長城に文字を刻むことは文化財の損壊にあたり、八達嶺で名前を刻んだ観光客が警察から行政拘留と罰金の処分を受け、景勝地のブラックリストにも載せられた例があります。未開放区間は整備されておらず、危険です。
確認済み 2026-10-19出典:中国新聞網:八達嶺長城に文字を刻んだ男性、行政拘留5日・罰金200元
中国:人気観光地は公式チャネルで事前に実名予約
すべきこと
- 出発前に観光地の公式サイト、ミニプログラム、公式アカウントで予約条件を確認すること
- 同行者全員の証明書情報を事前に登録し、入場時間帯を選ぶこと
- 子どもや高齢者など無料・割引の対象者も規定どおり予約し、証明書で入場すること
- 連休や夏休みの人気日は早めに予約すること(すぐ埋まることが多い)
してはいけないこと
- 代理で確保する、内部チケットがあるという第三者を信じないこと
- 無料なら予約不要と思わないこと
- 繁忙日に当日窓口で必ず買えると思わないこと
人気日の枠が埋まると入場できず、無駄足になることがあります。文化観光部は観光地に有人窓口の維持や高齢者などへの配慮を求めていますが、当日枠には限りがあります。予約開始時期、発売時刻、入場者数の上限は公式発表に従ってください。
確認済み 2026-10-19出典:中国日報網:文化観光部、全観光地に有人窓口の維持を要求
中国:スマホ決済は出発前に準備、宿泊や切符はパスポートで実名登録
すべきこと
- 出発前にAlipayかWeChat Payに海外のカードを登録しておくこと
- 屋台や地方、決済トラブルに備えて人民元の現金も少し持つこと
- ホテル、鉄道、人気観光地は多くが実名制のため、パスポートで登録すること
- 予約の氏名と番号はパスポートと完全に一致させること
- 駅の自動改札がパスポートを読めないときは有人通路へ
してはいけないこと
- 到着してから決済を設定しないこと(認証に時間がかかる場合あり)
- 現金だけ、カードだけでどこでも払えると思わないこと
- パスポートと異なる情報で予約しないこと
使える決済手段がない、または証明書の情報が一致しないと、チェックインや切符・入場券の購入ができず、旅程に直接影響します。決済の上限額や手数料、各サービスの規定は公式発表に従ってください。
確認済み 2026-10-19出典:中国政府網:訪中外国人向け決済サービス
ほかの 19 件のマナーを表示
中国:公共の場では列に並び、禁煙を守り、文化財に落書きしない
すべきこと
- 順番に列に並び、混雑時は係員の誘導に従うこと
- バスや地下鉄では降りる人が先、お年寄りや妊婦などに席を譲ること
- 人気の観光地や博物館は公式の窓口から実名で事前予約すること
- ごみは分別して捨てること
- 取り箸・取り分け用のスプーンを使い、食べきれる量を注文すること
してはいけないこと
- 割り込んだり、横に並んで道をふさいだりしないこと
- 禁煙の場所で喫煙しないこと(屋内の公共の場や公共交通機関を禁煙とする都市が多くあります)
- 古建築や古木に文字を刻んだり書いたりせず、文化財に登ったり触れたりしないこと
- 展示室でフラッシュや三脚を使って撮影しないこと
- 公共の場で大声を出したり、音楽を流したりしないこと
割り込み、禁煙場所での喫煙、文化財への落書きは係員に止められ、禁煙場所での喫煙や文化財の損壊は法律に基づき罰金を科されることもあります。罰金額、予約方法、開館時間は公式の発表に従ってください。
確認済み 2026-10-19出典:故宮博物院公式サイト:見学案内
中国:古鎮には住民が暮らしている。中庭に立ち入らず、路地をふさがない
すべきこと
- 開放ルートと舗装された道を歩くこと
- 住民や中庭の暮らしを撮るときは先に了解を得ること
- 狭い路地や橋の上で撮影するときは、通行人や住民を先に通すこと
- 同行の子どもから目を離さず、柵のない水辺に近づけないこと
してはいけないこと
- 閉まっている中庭の門を押し開けて入らないこと
- 大勢で路地の入口や橋の上、店先を長くふさがないこと
- 木造家屋の密集した場所でむやみに喫煙したり火を使ったりしないこと
多くの古鎮は今も住民の生活の場で、平遥古城には現在も2万人以上が暮らしています。中庭への立ち入りや路地をふさぐ行為は住民の迷惑になります。古い街並みは木造家屋が多く、火が出るとすぐに燃え広がります。2014年には香格里拉の独克宗古城の大半が大火で焼失しました。
確認済み 2026-10-19出典:中国語版ウィキペディア:平遥古城
中国:道教の宮観では儀式を妨げず、宮観の作法で線香を上げる
すべきこと
- 身なりを整え、タンクトップ・短パン・サンダルで殿内に入らないこと
- 線香は宮観で用意されたものを使い、指定の香炉で火をつけること
- 殿の出入りは戸口の中央を避け、端を通ること
- 作法がわからなければ静かに見守り、係員の案内に従うこと
してはいけないこと
- 斎醮(さいしょう)や読経の最中に横切ったり、撮影や通話をしたりしないこと
- 線香の火を口で吹き消さず、手であおいで消すこと
- 指定の香炉以外の場所で線香や紙銭を燃やさないこと
宮観は道士が修行し、信者が礼拝する場所です。儀式を妨げたり神々に不敬な振る舞いをしたりすると、その場の道士や信者の気分を害し、係員から注意を受けます。作法は宮観ごとに少しずつ異なるため、現地の表示に従ってください。
確認済み 2026-10-19出典:北京旅遊網:中国の寺院の参拝のしかた
中国:イ族の家では火塘(いろり)をまたがず、鍋荘石を踏まない
すべきこと
- 火塘のまわりは横を回って移動すること
- 酒を勧められたら少なくとも一口含み、感謝を示すこと
- お酒が飲めないときは前もって静かに伝えること
- 寝室などの私的な部屋には、主人の許可を得てから入ること
してはいけないこと
- 火塘をまたいだり、その奥にある鍋荘石を踏んだりしないこと
- 馬・ラバ・犬・猫・猿など食べない習慣のある肉を持参しないこと
- 旅行案内によれば、子どもを「きれい」「太っている」とほめるのは避けたほうがよいとのこと
- 人前で大声で酒を断ったり、勧め酒を笑ったりしないこと
多くのイ族の家庭では火塘が家の中心で、またいだり踏んだりすると無礼とみなされます。イ族のもてなしでは酒が重んじられ、「漢人は茶を尊び、イ人は酒を尊ぶ」という言い回しもあるため、断るときは穏やかに伝えてください。
確認済み 2026-10-19出典:Visit Our China:少数民族地域を旅するときの心得
中国:ウイグル族の家では敷居をまたぎ、ナンを大切に扱う
すべきこと
- 敷居はまたいで入り、靴を脱ぐかどうかは主人の案内に従ってスリッパを使うこと
- 食事の前に主人が手洗いの水を用意したら応じ、タオルで手を拭くこと
- お茶や手渡される物は両手で受け取ること
- 食後に年長者が祈りを導くときは、座ったまま静かにしていること
- 手土産には果物や菓子、清真(ハラール)食品を選ぶこと
してはいけないこと
- 手を洗ったあとに水を振り払わないこと
- ナンを裏返して置いたり、ごみ箱に捨てたりしないこと
- 大皿の料理を手でかき回さないこと
- 一度取った料理を大皿に戻さないこと
ウイグル族の多くはイスラム教徒で、ナンは日々の暮らしで特に大切にされています。ナンを粗末に扱ったり、食後の祈りの最中に動き回ったり話したりすると、主人とその信仰への不敬と受け取られます。
確認済み 2026-10-19出典:Far West China:ウイグル族のもてなしの習慣
中国:モンゴル族の牧畜民の家では敷居を踏まず、かまどを敬う
すべきこと
- 伝統的には、戸口で声をかけて主人の出迎えを待つこと
- ミルクティーや酒は両手か右手で、袖を下ろして受け取ること
- 酒を勧められたら少なくとも口をつけ、飲めないときは丁寧に事情を伝えること
- ハダク(絹の布)を受けるときは、軽く前かがみになって感謝を示すこと
してはいけないこと
- 出入りの際に敷居を踏まないこと
- かまどで足を温めたり靴や靴下を乾かしたりしないこと
- 仏龕(仏壇)の横に座らないこと
- 子どもの頭をなでないこと
敷居を踏む、かまどで靴や靴下を乾かすといった行為は、モンゴル族の伝統的な考え方では家族への不敬とされ、心を込めてもてなす主人を困らせてしまいます。
確認済み 2026-10-19出典:北京旅遊網:モンゴル族の家を訪ねるときのマナー
中国:チベット族の家では敷居を踏まず、頭に触れず、バター茶は少し残す
すべきこと
- 主人が両手でお茶を差し出したら、両手で受け取ること
- バター茶は飲み干さなくてよく、主人が注ぎ足してくれます。帰るときも少し残すこと
- 青稞酒を勧められたら、薬指で酒を空中に三度はじき、「三口一杯」で飲むこと
- 主人がカタ(ハダ)を掛けてくれるときは軽く身をかがめて受け、合掌して礼を言うこと
- 相手の名前の後に「ラ」を付けると敬意を表せます
してはいけないこと
- 家に入るとき敷居を踏まないこと
- 子どもを含め、誰の頭にも触れないこと
- あぐらをかくとき、足の裏を人や仏壇に向けないこと
- 人の背後でつばを吐いたり手を叩いたりしないこと
多くのチベット族の家庭では、敷居を踏む、頭に触れる、足の裏を人に向けるといった行為ははっきりした無礼とされ、お茶やお酒の作法を知らないと主人に誤解されることもあります。お酒が苦手なら杯に口をつけるだけでかまいません。
確認済み 2026-10-19出典:新華社(人民政協網転載):チベット族の家庭のもてなし方
中国:タイ族の竹楼と寺院では靴を脱ぎ、小僧さんの頭をなでない
すべきこと
- タイ族の竹楼や寺院に入る前に靴を脱ぐこと
- 室内では足音を立てずに歩き、主人の案内に従うこと
- 水かけ祭りで水をかけられたら笑顔で受けること(祝福の意味があります)
- 主人が手首に祝福の糸を結んでくれたら、喜んで受けること
してはいけないこと
- 小僧さんの頭をなでたり、仏像に触れたりしないこと
- 囲炉裏をまたいだり、足で触れたりしないこと
- 主人の奥の部屋に勝手に入らないこと
- 村の守り神の祭りで村を閉ざしているときは入らないこと
多くのタイ族の村では、小僧さんの頭に触れることは無礼とされ、囲炉裏や奥の部屋にも昔からのタブーがあります。破ると主人に厳しく正されます。習俗は村ごとに異なりますので、主人の注意に従ってください。
確認済み 2026-10-19出典:ウィキペディア:水かけ祭り(中国語版)
中国:トン族の村では鼓楼とサの祭壇を敬い、村門に縄の結び目があれば許可を得てから入る
すべきこと
- 村の入口で酒が道をふさいでいたら、少なくとも一口つけてから通ること
- 鼓楼ではまず座っているお年寄りにあいさつすること
- サを祀る儀式では村の長老や主人の案内に従うこと
- 村の宴(合攏宴)では主人の乾杯に応え、宴が終わる前に席を立たないこと
- 村門に縄の結び目が掛かっているときは、村人の同意を得てから入ること
してはいけないこと
- 鼓楼で大声を出したり、鼓楼の太鼓を勝手に打ったりしないこと
- 風雨橋でつばを吐いたり、ごみを捨てたりしないこと
- 許可なくサの祭壇(サマ祠)に入らないこと
- 他人の銀飾りや衣服にむやみに触れないこと
鼓楼は村人が集まって話し合う公共の場で、サの祭壇にはトン族が共に敬う祖母神サマが祀られています。無礼な振る舞いは村人に止められ、主人にも礼儀を知らない人だと思われます。習俗は村ごとに異なりますので、主人に合わせてください。
確認済み 2026-10-19出典:今日中国:トン族の村を訪ねて
中国:モスクでは控えめな服装で、豚肉製品を持ち込まず、ラマダーン中は人前で飲食しない
すべきこと
- 肩と膝を隠す服装にし、女性は求められた場合スカーフで髪を覆うこと
- 靴を脱ぐ場合は指定の場所に置くこと
- 礼拝中は静かに見守り、金曜昼の集団礼拝の時間帯はなるべく避けること
- ムスリムと同席するときはハラールの食習慣を尊重し、酒を勧めないこと
してはいけないこと
- 非ムスリムに礼拝堂を開放していないモスクが多いため、無断で入らないこと
- 礼拝中に撮影したり騒いだりしないこと
- 豚肉や豚肉製品をモスクやハラール料理店に持ち込まないこと
- 持参した酒をハラールの食卓に出さないこと
- ラマダーン中の日中、断食中の人の前で飲食や喫煙をしないこと
イスラム教では豚肉と飲酒が禁じられているため、豚肉製品をモスクやハラール料理店に持ち込むと信者を深く傷つけ、退出を求められることもあります。礼拝時間や見学できる範囲はモスクごとに異なりますので、現地の掲示に従ってください。
確認済み 2026-10-19出典:ウィキペディア:西安大清真寺
中国:チベット仏教寺院では時計回りに巡り、仏像や法具に触れない
すべきこと
- 仏塔・寺院・マニ車の周りは時計回りに歩くこと
- ボン教寺院では事前に確認すること(伝統的に反時計回り)
- 堂内では帽子とサングラスを外し、腕と脚を覆う服装にすること
- 撮影前に許可を得て、堂内の撮影禁止の掲示に注意すること
- 小声で話し、五体投地で進む巡礼者に道を譲ること
してはいけないこと
- 仏像・経典・法具に触れないこと
- 法鈴や法鼓を鳴らしたり、法具や香炉をまたいだりしないこと
- 仏像を指差さないこと
- 寺院内で喫煙しないこと
- 巡礼者の顔に直接カメラを向けないこと
逆回りに巡ったり、聖なる物に触れたり、無断で撮影したりすると、僧侶や管理者に注意され、巡礼者の気分も害します。堂内撮影を禁止または有料としている寺院もありますので、現地の決まりに従ってください。
確認済み 2026-10-19出典:中国西蔵網(英語版):チベット族のタブー
中国:寺院では静かに歩き、仏像に触れず、堂内の撮影は掲示を確認
すべきこと
- 肩と膝が隠れる服装にし、堂内では帽子とサングラスを外すこと
- 静かにゆっくり歩き、礼拝する人に場所を譲ること
- 撮影前に掲示を確認し、迷ったら係員に尋ねること
- 線香は寺院が用意したものを使い、指定の香炉で焚くこと
- 儀式に加わらない場合は静かに見守ること
してはいけないこと
- 仏像や供物台に触れたり登ったりしないこと
- 仏像を指差さないこと
- 堂の敷居を踏まず、礼拝する人の通り道をふさがないこと
- 線香やろうそくを持ち込まず、火のついた線香を持って堂に入らないこと
堂内で騒いだり、撮影したり、仏像に触れたりすると係員に注意され、礼拝中の信者の気分も害します。堂内撮影を禁じる寺院が多く、線香や見学の決まりは寺院ごとに異なりますので、現地の掲示と公式の案内に従ってください。
確認済み 2026-10-19出典:北京日報:雍和宮の春節期間の参拝案内
中国:春節のあいさつ回りでは、お年玉をその場で開けず金額を比べない
すべきこと
- 訪問の前に日時を約束し、食事どきや深夜は避けること
- 家に入ったらまず年長者にあいさつし、縁起のよい言葉を述べること
- 子どもは紅包(お年玉)を両手で受け取り、お礼を言うこと
- 爆竹や花火を鳴らす前に地元の規定を確認すること(多くの大都市は市街地で禁止)
してはいけないこと
- 贈り主の目の前で紅包を開けて数えないこと
- 紅包の金額を比べたり尋ねたりしないこと
- 会うなり収入の話をしたり、結婚や出産を急かしたりしないこと
お年玉には年長者から子どもへの健康と無事の願いが込められているため、その場で開けたり金額を比べたりすると双方が気まずくなります。禁止区域で爆竹や花火を鳴らすと、地元の規定により処罰されます。
確認済み 2026-10-19出典:Touch Shanghai:お年玉と紅包の由来
中国:ビジネスの宴席では名刺を両手で交換し、席は主人の案内に従う
すべきこと
- 名刺は両手で渡し両手で受け取り、受け取ったら目を通すこと
- 相手は姓+役職で呼ぶこと(例:「王総」「李経理」)
- 自分の側で最も役職の高い人が先頭に立ち、先にあいさつすること
- 主人の案内を待って着席し、主賓の席は主人の采配に任せること
- 宴席の支払いは招待した主人が持つのが一般的で、客が争って払う必要はないこと
してはいけないこと
- 相手の名刺に書き込んだり、そのままポケットや財布に入れたりしないこと
- 相手を下の名前で呼ばないこと
- 宴席でまとまっていない取引条件を問い詰めないこと
名刺や呼び方、席次を誤っても罰せられることはありませんが、主人や主賓に気まずい思いをさせます。中国のビジネスでは、宴席そのものが大切なもてなしです。
確認済み 2026-10-19出典:Touch Shanghai:中国でビジネスをするときの礼儀
中国:夜市では列に並び、支払い方法を準備して通路をふさがない
すべきこと
- 屋台ごとの並ぶ方向を確かめ、順番に並ぶこと
- 順番が来る前に注文を決め、支払い方法を準備しておくこと
- 支払いの前に値段と量を確認すること
- 店主や客を近くから撮るときは先に了解を得ること
- まず一人前で味見し、食べきれない分は持ち帰ること
してはいけないこと
- 割り込んだり、連れに場所取りをさせて後から入ったりしないこと
- 屋台の真正面や狭い通路の真ん中に長く立ち止まらないこと
- 串やスープ、容器を地面に捨てないこと
割り込みや通路をふさぐ行為は、店主や並んでいる人からその場で注意されます。ごみのポイ捨ても周りの迷惑になります。QRコード決済が広く使われていますが、屋台によって使える方法が異なるため、予備の支払い手段を用意しておくと安心です。
確認済み 2026-10-19出典:Jiangmi Travel:中国の朝市を初めて訪れる人のためのガイド
中国:朝鮮族の家では何事も年長者を先に立てる
すべきこと
- 家に入ったらまず年長者にあいさつすること
- 年長者と歩くときは後ろにつき、出会ったら道を譲ること
- よい料理は年長者の前に置き、年長者が箸をつけてから食べ始めること
- 年長者への酌や物の受け渡しは両手で行うこと
してはいけないこと
- 年長者の前でたばこを吸わないこと
- 年長者より先に席に着いたり箸をつけたりしないこと
朝鮮族の家庭は敬老を非常に重んじるため、先に箸をつけたり年長者の前で喫煙したりすると失礼とされます。都市部の家庭では厳しさに差があるので、主人の案内に従ってください。
確認済み 2026-10-19出典:Facts and Details:中国朝鮮族の暮らしと文化
中国:贈り物に時計・傘・梨は避け、包装は赤など縁起のよい色に
すべきこと
- 包装は赤や金など縁起のよい色にすること
- セットの贈り物は四つを避けること(六や八が好まれます)
- 贈り物は両手で渡し、両手で受け取ること
- 相手が最初に遠慮しても少し勧めること(多くは社交辞令です)
してはいけないこと
- 特に目上の人に時計を贈らないこと(「送鐘」が「送終=最期を看取る」と同音)
- 恋人同士に傘や梨を贈らないこと(「傘」「梨」が「散」「離」と同音)
- 靴を贈ったり、白や黒の包装にしたりしないこと
- 葬儀に多く使われる白い菊を贈らないこと
- 相手にその場で開けるよう急かさないこと
同音語や色にまつわるタブーは、年配の人や改まった場面では今も重んじられ、贈り物を間違えると相手を困らせます。若い人や普段の場面では比較的おおらかです。
確認済み 2026-10-19出典:北京旅遊網(英語版):贈り物のタブー
中国:宴席では主人に席を案内してもらい、乾杯の杯は目上より少し低く
すべきこと
- 主人や年長者が席を決めるのを待つこと(上座はふつう中央の壁を背にした席)
- 主人や年長者が箸をつけてから食べ始めること
- 乾杯はまず年長者と主賓に。杯を合わせるときは相手より少し低くすること
- お酒を飲まないときは、お茶やソフトドリンクで代わりに乾杯し、一言伝えること
- お茶を注いでもらったら、指で軽く卓を叩いてお礼を示すこと
してはいけないこと
- ご飯に箸を突き立てないこと
- 箸で茶碗を叩かないこと
- 箸で人を指したり、大皿の料理をかき回したりしないこと
- 口に物を入れたまま話したり、大声で騒いだりしないこと
いずれも慣習としての礼儀で、守れなくてもその場で叱られることはまずありませんが、主人や年長者には失礼と受け取られます。箸を突き立てるのは死者に供える線香を思わせ、茶碗を叩くのは物乞いを連想させるためです。
確認済み 2026-10-19出典:ウィキペディア:中国式テーブルマナー(中国語版)
中国:ミャオ族の村では「欄門酒」は口をつけるだけで十分、乾杯はまず年長者に
すべきこと
- 「欄門酒」を勧められたら杯を受け取り、唇を湿らせる程度でかまいません(主人はたいてい理解してくれます)
- 食卓ではまず年長者に酒を勧め、勧められたら立って受け、お礼を言うこと
- 主人が鶏肉などを取り分けたら、その配分どおりに受けること
- 年長者には道や席を譲り、先にあいさつすること
してはいけないこと
- お酒が苦手でも杯を押し返さないこと
- 主人が年長者や主賓のために取り分けた部位を勝手に取らないこと
- ミャオ族の人を「苗子」と呼ばないこと(蔑称とされる古い呼び方)
多くのミャオ族の村で「欄門酒」は客を迎える正式な礼で、そっけなく断ると主人は好意を拒まれたと感じます。呼び方を誤ると相手を傷つけます。習俗は村ごとに異なりますので、主人に合わせて振る舞ってください。
確認済み 2026-10-19出典:懐化市人民政府(英語版):ミャオ族の礼儀
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