
ギリシャのムサカ
Μουσακάς Moussaka · ギリシャ・アテネ
ナス、ミートソース、ホワイトソースを重ねて焼き上げます。現在のギリシャ式は1920年代にある名料理人が定めたものです。
出かける前に · Know before you go
- 料理を急かしたり、食べ終えてすぐに会計を求めて席を立ったりしないこと。ギリシャの人はゆっくり食事をする
- 店の人に手のひらを向けて五本の指を開く仕草をしないこと(ギリシャでは侮辱の仕草)
- 遺跡の区域内でピクニックや飲食をしないこと
この記事は「未確認」です。料金・営業時間・日程は公式の発表をご確認ください。
文化
文化と習慣
文化的な背景
ムサカはナスやジャガイモをベースに、ひき肉を加えることが多い焼き料理で、バルカン半島でも中東でも広く見られ、地域によって作り方は大きく異なります。英語版ウィキペディアによると、現代のギリシャ版は1920年代に名料理人ニコラオス・ツェレメンデスが考案したものです。ナスとミートソースを層に重ね、卵や小麦粉でとろみをつけたホワイトソース(ベシャメルソース)をかけて焼き、熱いうちに食べます。ツェレメンデスは正教会の斎戒日のための完全菜食版も考案しました。それ以前の似た料理は13世紀のバグダーディーによるアラビア語の料理書に見られ、ナスの薄切りと味付けしたひき肉、玉ねぎを浅い皿に交互に重ねていました。19世紀のオスマン・トルコの料理書にも複数のレシピがあります。エジプトやトルコなどの版はギリシャ版とはかなり異なります。
地元の習慣
ギリシャのタベルナ(taverna)では、ムサカは昼前に焼き上げて四角く切り分けて盛ることが多く、熱々ではなく温かいくらいで食べると層がはっきり味わえます。ギリシャサラダやパンを添え、ほかの料理と一緒に分け合うのが一般的です。
宗教と信仰
ギリシャ正教には斎戒日が多く(復活祭前の大斎など)、斎戒期間中は肉や乳製品を口にしない人も多くいます。この時期には肉を使わない斎戒用のメニューを出す店もあり、ツェレメンデス自身もヴィーガンのムサカを考案しています。
マナーとタブー
マナーとタブー
してはいけないこと DON'T
- 料理を急かしたり、食べ終えてすぐに会計を求めて席を立ったりしないこと。ギリシャの人はゆっくり食事をする
- 店の人に手のひらを向けて五本の指を開く仕草をしないこと(ギリシャでは侮辱の仕草)
- 遺跡の区域内でピクニックや飲食をしないこと
- 午後遅くになってもタベルナにムサカが残っていると期待しないこと。
地元の人に喜ばれること DO
ギリシャの人々は、何人かで何品か頼んで分け合うお客さんを喜びます。「おばあちゃんの味みたい」とほめたり、自家製かどうか店主に尋ねたりすると、熱心に説明してくれることがよくあります。残ったパンで皿のソースをぬぐって食べるのは、ギリシャの家庭的な食堂ではごく自然なことです。
旅の計画
実用情報
旅のヒント
ムサカはアテネのプラカ地区、モナスティラキ、プシリ、各住宅街のタベルナで食べられ、食事はおよそ1時間です。家庭的な食堂では昼までにその日のオーブン料理を用意していることが多く、昼食時がいちばん選択肢が豊富です。アクロポリス、古代アゴラ、プラカ地区の散策と組み合わせられます。食事の注意:ムサカには羊肉か牛肉がよく使われ、ホワイトソースには牛乳、バター、小麦粉、卵が含まれるため、乳製品、グルテン、卵にアレルギーのある方には向きません。ジャガイモやズッキーニを加えるものもあります。菜食の方は斎戒期に肉なしのものを探すか、店に尋ねるとよいでしょう。アテネの夏の昼は暑いので、先に遺跡を見学してから昼食にするとよいでしょう。料金と営業時間は各店の案内に従ってください。人気の老舗は行列ができることが多いので、食事時を外すとゆっくりできます。
写真
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Robert Kindermann (RobertK) · CC BY-SA 2.5

Vouliagmeni · CC BY-SA 4.0
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