
パリのクロワッサン
Croissant · フランス・パリ
形はオーストリアの三日月形のパン(キプフェル)に由来し、19世紀にあるオーストリア人がパリで開いたパン屋によって根付きました。
出かける前に · Know before you go
- 店に入ってあいさつもせずに指さしで注文しないこと
- パンを一つずつ手でつまんで選ばないこと(店員がトングで取ってくれます)
- カフェのテラス席を何も注文せずに占領しないこと
この記事は「未確認」です。料金・営業時間・日程は公式の発表をご確認ください。
文化
文化と習慣
文化的な背景
クロワッサンは三日月形のウィーン風の菓子パンで、バターを何層にも折り込んだ発酵生地で作られ、食感はパンとパイの中間です。英語版ウィキペディアによると、その形はオーストリアの三日月形のパン「キプフェル」(kipferl)に由来し、キプフェルは少なくとも13世紀までさかのぼります。1838年か1839年に、オーストリアの砲兵将校アウグスト・ツァングがパリのリシュリュー通り92番地に「ウィーン風パン屋」を開き、キプフェルやウィーン風のパンを売りました。店はたちまち評判となってフランスの同業者にまねされ、「ヴィエノワズリー」(viennoiserie)という概念が生まれました。フランス版は三日月(croissant)の形にちなんで名づけられ、1853年には「croissant」が「飾りパン」の一覧に登場していますが、今日のような層状のクロワッサンの最古のレシピとして知られるのは1905年のものです。「1683年のウィーン包囲の後、勝利を祝って作られた」という話は伝説で、信頼できる史料はありません。
地元の習慣
パリの人々は朝、コーヒーと一緒にクロワッサンを食べることが多く、カウンターで立ったままでも、カフェのテラス席に座ってもかまいません。多くのパン屋では、バターだけで作る「クロワッサン・オ・ブール」(croissant au beurre)と、ほかの油脂を使う普通のクロワッサンを別の値段で売っています。前者はまっすぐ、後者は三日月形に作られることが多いのですが、これは業界の慣習にすぎないので、店の表示を確認してください。クロワッサンをコーヒーやホットチョコレートに浸して食べるのも、フランスの家庭ではよくあることです。
宗教と信仰
クロワッサンは宗教とは直接関係ありません。フランスのパン屋は街の暮らしの中心で、多くの店は日曜の午前も通常どおり営業し、月曜か火曜に休みます。朝食の予定を立てる際は気をつけるとよいでしょう。特定の宗教の食事規定には縛られず、卵・乳製品をとる菜食の方は通常食べられますが、ヴィーガンの方や宗教上の食事制限がある方は動物性油脂を使っているか尋ねるとよいでしょう。
マナーとタブー
マナーとタブー
してはいけないこと DON'T
- 店に入ってあいさつもせずに指さしで注文しないこと
- パンを一つずつ手でつまんで選ばないこと(店員がトングで取ってくれます)
- カフェのテラス席を何も注文せずに占領しないこと
- 長い行列のできる人気店で長く迷って列を止めないこと。
地元の人に喜ばれること DO
パン屋の店員は、入るときにまず「Bonjour」と言い、注文のときにいくつ欲しいかをはっきり伝え、会計のときに「Merci, bonne journée」と言う客を喜びます。並んでいる間に欲しいものを決めておき、後ろの人を待たせないことも礼儀正しいと受け取られます。
旅の計画
実用情報
旅のヒント
パリにはほとんどの街区にパン屋があり、朝7〜8時ごろに焼き上がるクロワッサンがいちばん新鮮です。一つ買って立って食べれば数分、カフェでコーヒーと一緒なら30分ほどです。パリで毎年選ばれる「最優秀バゲット」「最優秀クロワッサン」などのコンクール受賞店から選ぶのもよいですし、近くで行列のできている地元の店を選ぶのもよいでしょう。サン・ジェルマンやマレ地区などの朝の散策と組み合わせられます。食事の注意:クロワッサンには小麦(グルテン)と大量のバター(乳製品)が含まれ、表面に溶き卵を塗ることも多いので、グルテン・乳糖・卵のアレルギーの方には向きません。アーモンドクロワッサンにはナッツが含まれます。価格と営業時間は店の表示に従ってください。人気の老舗は行列ができることが多いので、食事時を外すとゆったり楽しめます。
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